三省堂書店池袋本店古本まつり(2018年2月6日~2018年2月12日)で入手した本について、備忘として(書いとかないと、何買ったか忘れる…)。 ○筒井嘉隆『町人学者の博物誌』河出書房新社, 1987 http://id.ndl.go.jp/bib/000001837460 動物学者で、戦前から天王寺動物園や、自然史博物館等の文化施設に関わった人物……というより、筒井康隆の父親、と言った方が早いか。各所に書いたエッセイや、対談、回想録などを集めた一冊。梅棹忠夫との対談や、筒井康隆との親子対談もあり。 本書をパラパラと見ていると、現在も続く、大阪市立自然史博物館の活発なアウトリーチ活動の原形を作った方なのかも、という印象を受けた。動物園史、博物館史的に気になる本だったので、そのうち買おうと思っててずっと買ってなかったんだけど、お手ごろ価格だったので入手。 ○寿岳文章『和紙風土記』 (日本の美