1 読書のめざめ—児童文学1 2 外国に夢中!—児童文学2 3 大人になること—少年小説 4 すべてSFになった—SF1 5 翻訳書のたのしみ—SF2 6 謎解きはいかが?—ミステリー 7 読書家三代—父たちの本 エッセイ 父の三冊
◆企画部門 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 全30巻 (河出書房新社) 現代作家の協力を得て 池澤夏樹さん ちょうど10年前、「全集は時代錯誤」との前評判を覆し、広く読者の支持を得た『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集』(河出書房新社刊)で第64回毎日出版文化賞(企画部門)に輝いた。「同じシリーズで2回目の受賞はないと思っていたので驚いた。古典の現代語訳に参加してくれた作家の皆さんや、河出書房新社の編集者と共に受賞を喜びたい」と控えめに語った。 「世界文学全集」の編集に関わっている最中、同社社長だった故若森繁男さんから「次は日本文学全集を」と言われた。「でも、最初は断った。僕は日本文学をあまり読まず、海外の文学ばかり読んできたから」。その後、東日本大震災が日本を襲った。被災地への訪問を重ねるうちに「どうして日本人はこんなに自然災害の多い国でずっと暮らしてきたのか」に思いをはせるようになった
世に優れて魅力ある男の物語がたくさんの登場人物を連ねて際限なく広がる。その一方で人の心の奥へも深く沈んでゆく。いうまでもなく日本文学最大の傑作。(池澤夏樹) 新訳にあたって 角田光代 とりかかる前は、この壮大な物語に、私ごときが触れてもいいのだろうかと思っていた。実際にとりくみはじめて、私ごときが何をしてもまるで動じないだろう強靱な物語だと知った。 (photo:KIKUKO USUYAMA) ●池澤夏樹による個人編集 世界文学全集に引き続き、作家・詩人の池澤夏樹が“世界文学の中の日本文学”と位置付け、時代の変革期である今こそ読みたい作品を独自の視点で、古典から現代まで全30巻にわたって厳選しました。 ●古典名作を第一線の作家による新訳で 『古事記』(池澤夏樹訳)、『源氏物語』(角田光代訳)から『たけくらべ』(川上未映子訳)まで、不朽の古典作品を第一線の現代作家による新訳で甦らせます。古典
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