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荻原魚雷と漫画に関するshigak19のブックマーク (2)

  • よいお年を

    今年もあとすこし。仕事、終わったんだか終わってないんだが、すでに来年しめきりの原稿を書きはじめている。 くらもちふさこの『花に染む』の八巻を読んでいたら、近鉄の名古屋駅から宇治山田駅に向かうシーンがあった。近鉄の特急が漫画で描かれているのを見たのは、はじめてかもしれない(他にもあるのかなあ)。車内でべているのは天むす弁当か。この巻には同じ花染町が舞台で登場人物が重なっている『駅から五分』も収録されている。昔からひとつの町に暮す人々が交錯する物語が好きだ。 世田谷ピンポンズさんが高円寺に来て、コクテイル、ペリカン時代をハシゴ。ヨコイタカヒロさんの展示を見る。今回はジャズをモチーフした墨絵なのだが、墨のにじみもふくめて、計算できる部分と計算できない部分が絶妙に混ざり合っているかんじがおもしろかった。 さらに飲んでいたら、ペリカン時代の増岡さんがヨコイさんの展示を見に来る。こういう日があると高

  • 正月ボケ日記

    正月中、漫画ばかり読んでいた。くらもちふさこの『駅から5分』(全三巻、集英社)、『花に染む』(一巻〜六巻、集英社)がよかった。このふたつの作品は、登場人物が重なる。一見、関係ないとおもわれる人や出来事が、巧妙に絡まり合っている(とくに『駅から5分』の構成がすごい)。話のつながりを確かめるために、何度か戻って読み返した。 八〇年代後半のくらもちふさこの作品も読みたくなる。 初夢ではないが、正月明けくらいから郷里の夢をよく見た。今はもうない喫茶店でピラフっぽい炒飯をべたり、空気の抜けた自転車に乗って川沿いを走ったり、東京に帰る前に寄った名古屋駅の地下街で迷ったり……。ぜんぶ夢の話ですが。二時間か三時間ごとに目が覚め、また寝る。そういう周期のときはよく夢を見る。ピラフっぽい炒飯の喫茶店では、中南米の酸味の強いコーヒーをいれていた。メニューには「ブレンド」としか書いてなかった気がする。 六日、今

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