2021年度の法人統合へ向けて静岡大と浜松医科大が具体的な協議を始めることになった。静大の石井潔学長と浜松医科大の今野弘之学長が28日、一法人複数大学方式を検討する「連携協議会」の設置を発表。静岡大を地域で分割し、浜松キャンパスと医科大中心の大学と静岡キャンパス中心の大学に再編する形を目指す。ただ、学内の合意形成は時間がかかりそうだ。 一法人複数大学方式は18歳人口の減少を踏まえた方策として、来年の通常国会に改正法案の提出が検討されている。両学長は「経費削減ではなく、両大学の機能強化が目的」と強調。今野学長は「医学と工学の融合でシナジー効果が期待できる」と繰り返した。5年後には「大学等連携推進法人」(仮称)を設け、地域の公立大や私立大とも連携を図るという。 二つの大学名や新法人の所在地、その規模などの詳細が協議会の検討課題。7月に双方の学長や副学長、理事らによる最初の協議会を開いて実務分野
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