地元資本のデパートとして北海道内で唯一営業を続けてきた帯広市の「藤丸」は今夜7時に閉店し、120年余りの歴史に幕を下ろしました。 「藤丸」は、1900年(明治33年)に前身の呉服店が開業し営業を続けてきましたが、売り上げの低迷から閉店することになりました。 営業最終日の31日は午前10時の開店前から、およそ200人が列を作りました。 開店の2時間近く前に来たという帯広市の47歳の男性は「最後を見届けたいと思って早く来ました。小さいころから来ていたのでいろいろと思い出はあります。店内の様子を目にしっかり焼き付けて帰りたい」と話していました。 そして、開店すると、大勢の人たちが、いっせいに売り場へと向かい、中にはなじみの店員と、思い出を語り合ったり、感謝を伝えたりする人の姿も見られ、最後の買い物を楽しんでいました。 藤丸の店舗では今夜7時から「閉店セレモニー」が行われ、藤本長章社長が「多くのお
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