どうする 明日のエネルギー 2050年、温室効果ガスの排出量を実質ゼロに―。政府の意欲的な目標にリアリティーはあるのか。今夏に改定される「エネルギー基本計画」を巡る議論を通して考える。
どうする 明日のエネルギー 2050年、温室効果ガスの排出量を実質ゼロに―。政府の意欲的な目標にリアリティーはあるのか。今夏に改定される「エネルギー基本計画」を巡る議論を通して考える。
円安が止まりません。円相場は、9月2日に24年ぶりの円安水準となる1ドル=140円台まで値下がりし、その後、6日に141円台、そして7日には一気に144円台まで下落しました。猛スピードで加速する円安、いったいどこまで進むのか。今回のコラムでは円相場を動かすとも言われる「インフレ期待」について考えます。(経済部記者 仲沢啓) 「インフレ期待」とは何か 「インフレ期待」とは、物価の先行きについての消費者や企業、市場の見方のことです。 「期待」といってもインフレを心待ちにするわけではなく、expectationのもう1つの意味である「予想」するということです。「インフレ予想」と言いかえてもよいかもしれません。 今回の円安のきっかけとなったのは、8月26日にジャクソンホールで行われたFRB・パウエル議長の講演でしたが、この中でも「インフレ期待」ということばが何度も使われていました。 「多くの指標を
二酸化炭素の排出量に応じて企業などがコストを負担する「カーボンプライシング」の導入に向けて、経済産業省は、企業どうしが排出量の過不足分を取り引きする実証実験を近く、始めることになりました。 政府は2050年の脱炭素社会の実現に向けて、企業などが二酸化炭素の排出量に応じてコストを負担するカーボンプライシングの導入を検討しています。 その具体策として経済産業省は、企業どうしが二酸化炭素の排出量の過不足分を売買する「排出量取引」と呼ばれる制度の実現を目指していて、今月22日から東京証券取引所で実証実験を行うことになりました。 実験には国内企業を中心に120社余りが参加し、企業が再生可能エネルギーの導入や植林などを行って、二酸化炭素の排出量の削減を達成した分を市場で売買できるようにします。 実験を通じて、排出量の取り引きが活発になるようにと、取引価格が公開されます。 経済産業省は、今年度いっぱい実
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