女王アリが死後5カ月、この群れでは働きアリたちが、女王が生きていた頃と「変わらぬ日常」を繰り返していました。 しかし、群れの働きアリたちはすべて、女王の子ども。そのため、女王アリの死が意味するのは、群れに「新しいアリ」が生まれなくなることです。 それぞれの働きアリが命尽きると同時に群れは衰退して、「日常」には間もなく終わりがくることが分かっていました。 その様子は「まるで社会を見ているようだ」「とてもエモい」と話題になりました。 公式の「終了」宣言を受けて、ツイッターでは「遂にお別れの日が訪れてしまいましたか」「一つの時代が終わったという感じがします」「ハキリアリのすごさを少しでも知ることができて良かった」などと、アリたちや展示担当者への感謝の声が次々と寄せられました。 群れの終焉を惜しむとともに、バックヤードから展示場へ「お披露目」された、若い女王アリの新しい群れについて「今度は女王のい
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