Webアプリケーションのユーザーインターフェイス[4] お金を下ろせないATMの画面デザインを考える 「利用者体験における本質的な問題と表層的な問題」 ソシオメディア 上野 学 2005/9/16 前回まで(「ユーザーにとっては “ユーザーインターフェイス”こそが製品そのもの」「ユーザーが選びやすいフォームのカタチを考えよう」「UCD」)は、ユーザーインターフェイスやインタラクションデザインというもののとらえ方、代表的な GUI コントロールの振る舞い、そして使いやすい製品を実現するための設計プロセスといった、基礎的な話をしてきました。今回からはいよいよ、より実践的なデザインのノウハウに入っていきたいと思います。 実践的なノウハウといっても、デザインには絶対的な正解はありません。「プッシュボタンの大きさは20×60ピクセルで、画面の左端から80ピクセルのところに配置するのが常にベストです」