以前のストーリーでも話題になったH-IIAによる韓国の衛星の打ち上げですが、正式に受注した模様 (三菱重工のプレスリリース) 。 以前から言われてたとおり、打ち上げられるのは多目的衛星 KOMPSAT-3で、JAXA の水循環変動観測衛星 GCOM-W と相乗りで低軌道に投入されるとのことです。長い道のりでしたが、先日の三菱電機による商用通信衛星 ST-2 の受注とともに、やっとここまで来られたかという思いです。
asahi.comの記事および日経の記事によると、三菱重工業が業務を担当するH2Aロケットが韓国の小型衛星打ち上げを受注する可能性が高まったという。韓国航空宇宙研究院(KARI)のプレスリリース(韓国語)によると、KARIが開発している多目的観測衛星アリラン3号(Arirang-3)について、入札の結果、三菱が優先交渉事業者に選定され、価格交渉に移るという。アリラン3号は分解能70cmの光学機器を搭載し、太陽同期極軌道を周回して地表を観測することを目的とした重さ800kgの小型衛星である。 過去、/.Jでは日経ソースとしてスペインの衛星打ち上げ受注か、また同じく日経ソースとして韓国・米国の通信衛星打ち上げ受注かというストーリーがたったことがあったが、今回の交渉を成功させると初の海外からの衛星打ち上げ受注となるという。
ジャンルイ・クロードン アリアンスペース社 東京事務所代表 1972年にフランス国立アール・ゼ・メティエ工科大学(ENSAM)を卒業。1974年に米国ブラウン大学大学院工学修士課程修了。フランス大手自動車メーカー、オートモビル・プジョーに入社した後、1978年に東京大学大学院博士課程に入学。1981年に東京大学宇宙航空研究所(現JAXA宇宙科学研究本部)にて工学博士号取得。在日フランス大使館経済商務部商務アタシェ(輸送機器・航空宇宙担当)を経て、1986年にアリアンスペース社東京事務所代表となり、現在に至る。2001年にフランス国立ポンゼショセ大学国際経営大学院MBA学位取得。 Q.商業衛星ではどのような分野の衛星の需要が高いですか? 商業衛星は通信放送衛星が9割くらいで、主な顧客は衛星通信業者です。国の宇宙機関による打上げとしては、地球観測衛星が一番多いです。この状況は10年程前からあま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く