面談後、笑顔を浮かべて知事室から出てくる竹原市長=県庁竹原市長とのやりとりを説明する伊藤知事=県庁 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長の市政運営を「乱暴過ぎる」と懸念する伊藤祐一郎知事が25日、県庁で竹原市長と面談した。竹原市長は集まった報道陣を振り切って知事室を後にしたが、伊藤知事は取材に応じ、面談のやりとりや感想を話した。伊藤知事と報道陣の主なやりとりは次の通り。 ――面談での竹原市長の反応は。 「明確な反応はなく、うーん、という感じだった。『自分と市議会は不信任で、そういう状態において私は行動している』『阿久根市民の生活を守る、重い税金に悩んでいる人を救いたい』ということを一生懸命言っていた。こちらは戦い方が少々ずれていますよ、と言った」 ――70分以上と、長時間の面談だったが何を話していたのか。 「竹原市長も勉強されているので、こちらもいろいろと制度の説明をしなければならなか