パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)のガザ市(Gaza City)で、イスラエル軍の空爆により火の手が上がった建物(2014年7月9日撮影)。(c)AFP/THOMAS COEX 【7月10日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で10日、イスラエル軍による空爆で、女性3人と子ども4人を含む計14人が死亡した。同地区での大規模な衝突は3日目を迎え、死者数は64人に達している。 ガザでは9日、少なくとも29人のパレスチナ人が死亡。医療関係者らによると中には女性6人と子ども9人が含まれている。一方のイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)はイスラエルに向けたロケット弾による攻撃を継続。数千人がシェルターに避難する状況となっているが、現在のところ、イスラエル側に死者は出ていない。 8、9両日の攻撃による死者には、イスラエルへの急襲で死亡したパレスチナ人の民兵6人が