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2012年9月23日のブックマーク (2件)

  • 茂木健一郎よ、ペーパーテスト批判はやめなさい

    池田信夫先生のエントリーを読んで茂木健一郎が大学について吠えていたことを知った。茂木の言いっぱなしの欧米礼賛、無責任な日ダメだ論を読むたびに、なんて牧歌的でおめでたいのだろうと思う一方で、それをもっともらしく伝える技はさすが「プロフェッショナルの流儀」だ。敵ながらあっぱれ! 大学の非常勤講師、大学院生、民間の研究所の客員研究員、そして学生を採用する企業のコンサルティングを行なっているという稀有な立場から、茂木の牧歌的な見解を批判するとともに、大学の現状について徒然なるままに書くことにしよう。 池田信夫先生の「ペーパーテストをやめたら大学は崩壊する」を読んだのだが、まったくそのとおりで、ペーパーテスト以外の方法にすれば、優秀な学生が集まる、育つというのは幻想、妄想である。 新卒の採用面接では、高校名を見たり、大学への入学方法を聞いたりする企業が存在する。ずばり、学生の能力・資質に対する不安

    茂木健一郎よ、ペーパーテスト批判はやめなさい
  • ペーパーテストをやめたら大学は崩壊する

    茂木健一郎氏が日の大学の現状を誤解しているので、簡単にコメント。 「裏口入学」という言葉自体が、日の大学経営の発想の貧困の象徴である。入試はペーパーテストの点数だけで思考停止。資金は、国任せ。あげくの果て、文科省のいいなりになる。それでは学問の自由も、組織としての輝きもない。日の大学は、裁量の自由な飛躍を欠いているのだ。 日の大学は、すでに「裏口入学」だらけになっている。海老原嗣生氏が指摘するように、早稲田の政経でさえ一般入試は40%。私立大学の半分は定員割れで、当然ながら入試なんかない。慶応は昔から情実入学で知られているから、日の私立大学では、もうほとんど偏差値なんか意味がないのだ。 大学院はもっとひどい。文科省の「大学院重点化」のおかげで、地方の無名大学から有名大学の大学院に行く学歴ロンダリングが大量に発生した。東大の柏などは毎年何百人も院生をとるから、企業の採用担当者には「

    ペーパーテストをやめたら大学は崩壊する