民進党の原口一博元総務相(衆院佐賀1区)が19日の熊本地震に関する党災害対策本部の会合で、被災者のための救援物資輸送を行っている米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて、安全性を理由に「やめてほしい」と述べていたことが分かった。山尾志桜里政調会長は20日の記者会見で、オスプレイの活用について「党として何か判断をしてコメントをする段階ではない」と強調。民進党として安倍晋三首相に同日行った申し入れでもオスプレイには触れておらず、民進党内で見解が分かれている。 岡田克也代表ら党幹部のほか防衛省などが出席した19日の会合で、原口氏は阿蘇山で小規模ながら噴火が続いていることを挙げ、オスプレイが噴煙を吸い込んで事故を起こす可能性を指摘。自衛隊のヘリコプターの活用を主張した上で、「わざわざオスプレイをもってきて、避難している皆さんも非常に不安に思われている」「米軍の協力はありがたいけども、ぜひや