QWERTYに反抗した古今東西のオルタナティヴ配列の哲学を汲みながら、100万字を解析して日本語ローマ字入力の最適化を考えた「大西配列」の実力を確かめる。 比較方法Keyboard Layout Analyzer(KLA)というウェブアプリを使う。 解析する入力には、大西配列の制作過程で集めた青空文庫の100万字*を用いる。 ただし、各配列で明らかに打ちやすくなる代替入力がある場合(例:M式は「ji」より「zi」)、入力をそちらに修正して個別に解析を行った。 また、「ai」などのキーが存在する拡張配列については、Google IMEなどのローマ字テーブル追記で実装した想定で、打鍵する位置のキーに入力をすべて置き換えて解析した。それによって入力字数そのものが減じる場合、総合スコア**を入力字数の変化率で割ったものを補正スコアとして評価する***。 * 文体の新しさと多様性を考えて選んだ、 ・
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