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  • 判定を知ると試合の見方が変わる!?Jを裁く審判の「4つの基準」とは。(飯尾篤史)

    サッカーにおいて、強靭なフィジカルのぶつかり合いは魅力の1つだが、その接触もフェアであってこそ。公正でレベルの高いジャッジを期待したい。 JFAハウス9階の大会議室。スクリーンに映し出された試合の映像を見ながら、30人弱の報道関係者が審判として解答用紙の選択肢に「○」を付けていく。 昨シーズンのJリーグから抽出されたシーンが、全部で20。いずれもジャッジがひと筋縄ではいかないものばかり。 選択肢は1問につき7つ。そのシーンのプレーが「ノーファウル」なのか、「黄色の反則」、「赤の反則」、「黄色の反則+イエローカード」、「赤の反則+イエローカード」、「黄色の反則+レッドカード」、「赤の反則+レッドカード」のどれなのかを判定していく(黄色や赤はユニホームの色なので、白、紫、青など設問ごとに変わる)。 イエローカードかレッドカードかで迷うのはやさしいほうで、難しいものだと、攻撃側と守備側のどちらの

    判定を知ると試合の見方が変わる!?Jを裁く審判の「4つの基準」とは。(飯尾篤史)
    y_koutarou
    y_koutarou 2014/03/02
    『昨シーズンのJリーグから抽出されたシーンが、全部で20。《中略》イエローカードかレッドカードかで迷うのはやさしいほうで、難しいものだと、攻撃側と守備側のどちらの反則なのか、あるいは、ノーファウルなのか』
  • ソチで考えた「世代交代」の功罪。ベテランを“見切る”のは誰か。(松原孝臣)

    5度目の五輪で4位入賞の上村愛子。悲願のメダルには届かなかったが「全力で滑れた」と晴れ晴れとした表情を見せた。 2月23日をもって閉幕したソチ五輪で、日選手団は8つのメダルを獲得した。 一方ではもちろん、メダルには手が届かなかった選手たちがいる。たくさんいる。 それぞれに世界のトップを、上位を目指して取り組み、大舞台に立った。 夏の競技もそうだが冬の競技の場合、競技を続ける費用をいかに捻出するか、苦労してきた選手はより多いように思う。 オリンピック出場を目指すならば、国際大会への参加や合宿は欠かせない。特に雪上競技の場合、練習できる場所を求めてどうしても海外へ出向く機会が多くなる。用具代もばかにならない。 海外へ出向く期間が長いから、定職に就くことは困難だ。アイスホッケー女子日本代表が、ピザ屋やジムのアルバイトなどで競技生活を支えてきたのは広く知られるところだ。 ソチ五輪のリュージュ代表

    ソチで考えた「世代交代」の功罪。ベテランを“見切る”のは誰か。(松原孝臣)
    y_koutarou
    y_koutarou 2014/03/02
    『しかしそのランクも高く、スポンサーなどもつき、一見活動資金に問題がなさそうなある選手の言葉に、はっとしたことがあった。「最近になってようやく、親への仕送りができるようになりました」』
  • テレビならではの五輪の楽しみ方。「言葉力」で選ぶ、解説のMVPは誰だ。(生島淳)

    現地での観戦が持つ臨場感は特別なものがあるが、テレビで、解説や実況を聞きながらスポーツを観る、というのもまた別の意味で特別な体験になりうるのだ。 オリンピックを全期間、日テレビで見るのは8年ぶり、トリノ・オリンピックのとき以来だ。 今回、実感したのは、 「全体像を把握するには、現場の記者よりも日の視聴者の方がはるかに有利」 ということだ。 もともと、冬のオリンピックはノルディックの山岳エリアと、町中の氷のエリアが離れているので、記者にとって両者をカバーするのはむずかしい。 たとえば、女子のカーリング取材を優先させてしまった場合(私が現地にいた場合は、そうした可能性が高い)、ノルディック複合、ノーマルヒル個人戦での渡部暁斗の銀メダルは見られなくなる。 今回のスグレものは、NHKのアプリだった。このアプリとテレビがあれば、もともと競技数の少ない冬季オリンピックの全体像が把握できる。 びっ

    テレビならではの五輪の楽しみ方。「言葉力」で選ぶ、解説のMVPは誰だ。(生島淳)
    y_koutarou
    y_koutarou 2014/02/19
    『東京・NHKのスタジオには、現役の回転の選手である皆川賢太郎が招かれていたが、表現にインテリジェンスがあふれていた。まず、唸ったのは次の言葉だった。「スキーは落下するスポーツです」』
  • 長尺パターは「アートじゃない」?ルール変更に惑う者、備える者。(桂川洋一)

    大多数のプロゴルファーにとって、冬は充電の季節。 春からのシーズンインに備えて疲弊した体を癒し、せっせと技を磨く。中でも今オフは、特別な覚悟を持って迎えたプレーヤーが多くいる。長尺パター、中尺パターのアンカーリング規制に関する問題に直面し、格的なトレーニングに取り組み始めた選手たちだ。 2016年1月から、長尺パター使用が禁止となることが世界的に正式決定したのが昨年5月。改めて確認すると、この規制は通常のタイプよりも長いパター自体が禁止されるわけではない。アンカーリングという、打ち方そのものが問題となる。 パターのシャフトの一部を体に密着させ、グリップ以外に支点を作り、船の錨(いかり=アンカー)を揺らすように打つから、アンカーリング。 長尺パター使用者に多いのが、グリップエンドの近くを握った左手を胸の中央に密着させるスタイル。中尺なら、グリップエンド自体を、みぞおちあたりにくっつけるパッ

    長尺パターは「アートじゃない」?ルール変更に惑う者、備える者。(桂川洋一)
    y_koutarou
    y_koutarou 2014/02/07
    『「短いパターを打つようになってからも、なんとかプレーできています。それがダメならゴルフをやめる気でした。なぜ? だって、もう無理なんで」』
  • 野球に「誤審」は決して存在しない!ビデオ判定に思う、審判の権威とは。(鷲田康)

    今年のメジャーリーグは、野球文化という観点から、大きな転換点の年になるかもしれない。 先頃行なわれたMLBのオーナー会議で、ビデオ判定の適用範囲が大幅に拡大されることが決まった。 これまでのビデオ判定は塁打の判定のみを対象に、適用するかどうかも審判員に委ねられていた。もし、審判員が「必要あり」と認めた場合に初めて、ネット裏のビデオ機器を使って確認して、最終的な判定を下していた。 これに対して今シーズンから導入される新ルールでは、ビデオ判定はストライク、ボールの判定以外のほぼ全プレーに適用されて、両軍監督が各1回のチャレンジ権を持って試合をスタート。権利を行使して判定が覆ったときにはチャレンジ権は消費されずに、次にまたチャレンジできるというシステムだ。ただし、1試合で最大2回までしか権利は使うことができない。 またこれまで審判の尊厳を傷つけ、混乱を招くという理由で球場スクリーンでの微妙な判

    野球に「誤審」は決して存在しない!ビデオ判定に思う、審判の権威とは。(鷲田康)
    y_koutarou
    y_koutarou 2014/01/23
    なぜ、野球規則9・02に『プレーヤー、監督、コーチ、または控えのプレーヤーが、その裁定に対して、異議を唱えることは許されない』と書かれているのに、異議を唱える姿を、今も昔も、幾度となく見るのだろう?
  • 「谷繁さんは横浜に必要だった」――。恒例・もつ鍋わたりの2013年大総括!(村瀬秀信)

    楽天の初優勝で幕を閉じた2013年も残り数えるほどとなりました。 今シーズン敗れたチームは、忘年会で一刻も早く忘れたい悲しい思い出を、煮えたぎる鍋に投入したくてウズウズしているのではないでしょうか。 そんな気分になったら、東京・国分寺。再開発でだだっ広くなった北口の荒涼とした空地の片隅にある、もつ鍋の名店「もつ鍋 わたり」がおススメ。 ここの店主・中野渡進氏は“ミスター社会人”ことHONDAの西郷泰之氏を、ピーニシと気安くあだ名で呼んでしまう恐れ知らず。 このオフ、谷繁元信選手が中日ドラゴンズのPマネに就任した瞬間に、読者から『わたりが聞いてる谷繁就任話の舞台裏が聞きたい』とのかなり気のメールが多数舞い込んだので、今回の野次馬ライトスタンドは、中野渡進氏による2013年総括をお送りする。 「ジョン・ターニー情報なら教えてやろうか?」 ――さて、谷繁さんがPM就任ですが。 中野渡(以下略)

    「谷繁さんは横浜に必要だった」――。恒例・もつ鍋わたりの2013年大総括!(村瀬秀信)
    y_koutarou
    y_koutarou 2013/12/29
    『片岡だけポンと来たら、寺内だ藤村だってやつらがやる気をなくすだろ。そこに井端さんが一枚噛んだら《中略》ショートの坂本も巻き込んだ競争に発展する。井端+片岡で一枚大きな買い物をしたってことよ』
  • <独占インタビュー> 井端弘和 「いざ、巨人軍へ」(鷲田康)

    真骨頂たる右打ちで日中を熱狂させたWBCでの大活躍から一転、 不調のシーズンの果てに、16年間を過ごした愛着あるチームと決別。 新天地での再起を期す男が、秘めた決意を静かに語りはじめた――。 屈辱だったことは想像に難くない。 中日一筋に16年。荒木雅博との“アライバ”コンビとして、強い中日の象徴的な存在だった井端弘和は、このオフに就任した落合博満GMによって、実質的に切られた。 年俸2億5000万円から88%減の3000万円への減俸提示。かつては師弟関係とも言われていた元監督の示した条件は、井端に「やめろ」と言っているのも同じだった。 提示を受けたときは、相当ショックだったのでは? インタビューで改めてこのときの気持ちを問うと、井端は静かに首を振った。 「いや、そんなでもないですよ」 時が経ったせいもあるのかもしれないが、かつてのボスの仕打ちを、今は淡々と受けとめている。 「契約社会なの

    <独占インタビュー> 井端弘和 「いざ、巨人軍へ」(鷲田康)
    y_koutarou
    y_koutarou 2013/12/23
    『「ずっと出たかった。オリンピックもなくなりましたし、ああいう(国際)大会に出られるのは、いまはWBCだけになってしまいましたから。」《中略》「ああいう国際大会は出て損はないですね」』
  • 複数球団との交渉は可能だが……。新ポスティング制度、“負”の側面。(鷲田康)

    新ポスティング制度の日米合意により、メジャー挑戦に道が開けた楽天・田中将大。入札上限額の2000万ドル(約20億円)は適正な額と言えるのだろうか。 日米間の新しい移籍制度が日時間の12月17日、正式に発効した。 これまで何度も新聞紙上などで報じられているように、新制度では移籍希望を持つ選手を抱える日の球団が、2000万ドル(約20億円)を上限に移籍金の額を設定して、その金額を了承して獲得を希望するメジャー球団が応札。選手は手を挙げた全球団と交渉して移籍先を決めることができるというものだ。 日プロ野球選手会の松原徹事務局長は、次のようなコメントで新制度を評価した。 「選手が複数球団と直接交渉できる制度になったことを嬉しく思う」 近い将来のメジャー移籍を表明している広島・前田健太投手も、新制度にこう歓迎の意を表している。 「(複数球団と交渉できることは)選手にとっていいことだと思う。選手

    複数球団との交渉は可能だが……。新ポスティング制度、“負”の側面。(鷲田康)
    y_koutarou
    y_koutarou 2013/12/23
    『ここでもう一度、問題を整理するために記しておきたいのが、ポスティング制度とは決して選手の権利ではないということである。』
  • MLB復帰へ狼煙を上げた大家友和。37歳にして進化するナックルボーラー。(菊地慶剛)

    ナックルボーラーとしてメジャーへ再挑戦することになれば、日人としては初。大家友和は、37歳にして新たな扉を開こうとしている。 「彼女がどうやってナックルを投げているのか凄く興味がありますね」 昨年末のことだった。大家友和投手の故郷である京都に赴き、久々に再会を果たした時、おもむろに彼が発した言葉だ。 大家のいう“彼女”とは日米の独立リーグで活躍している女子ナックルボーラーの吉田えり投手のこと。筆者が数年にわたって吉田の取材をしているということを知っての発言だ。 その後、色々話を聞いてみると、大家が投球練習の一環としてナックルボールを投げ始めたこと。そして、思うように投げられていないことがわかった。 当時の大家は前年、2011年に右肩の手術をし、リハビリを続けながら球界復帰を目指していた。 当時もある程度、自分が知る限りの情報を伝えてきたものの、彼がどれほど真剣にナックルボール習得を目指し

    MLB復帰へ狼煙を上げた大家友和。37歳にして進化するナックルボーラー。(菊地慶剛)
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    y_koutarou 2013/12/08
    『投げ始めた頃は、彼らが投げていた握り方で、自分が同じように投げられるなんて考えることもできなかったです。どうしてあの握りでボールのスピンが抑えられるのか、本当に理解できませんでした。』
  • “戦力外”ながさわたかひろが個展?「これは野球美術家のトライアウト」(村瀬秀信)

    12月、神楽坂。 美術家・ながさわたかひろは、3日からはじまる個展に向け夜通しで最後の準備作業に追われていた。 そこには今季の東京ヤクルトスワローズ144試合を描いた「ぬりえ」をメインに、ながさわが選ぶ一軍ベンチ入りメンバーをひとりひとり抜き出して描いたパネル。チーム全員の似顔絵にサインが入ったポスターなど、今季ながさわが作った作品が展示される一方で、ライトスタンドで実際に使用されている応援旗、バレンティンの塁打新記録が掛かった際に話題となった「COCOメーター」の実物、引退した宮のサインボールやら、神宮球場各種チケットの半券など、スワローズの2013年が一堂に会したような“超濃縮還元ヤクルト”空間。その気合の入り方に、ながさわのかつてないほどの覚悟が窺える。 「これが僕のヤクルトでの最後の作品展になるかもしれませんからね。悔いは残したくないんです」 その目に笑みはない。昨年の引退から

    “戦力外”ながさわたかひろが個展?「これは野球美術家のトライアウト」(村瀬秀信)
    y_koutarou
    y_koutarou 2013/12/08
    『ある意味で、これまでのながさわの活動が行き着いたひとつの終着点となる。「ながさわさんがこれからも活動を続けて行くにしても、球団としては今以上の関係を築くことはできないと思います」』
  • 楽天日本一の“陰のMVP”則本昂大。マー君の有終を支えたルーキー右腕。(鷲田康)

    優勝トロフィーを掲げてメディアへアピールする田中や美馬と一緒に、喜びを爆発させていたルーキーの則(左)。 激しく降り注ぐ雨の中、地鳴りのような「マー君コール」が背中を押した。 3点リードの9回2死一、三塁。一発浴びれば同点の場面で、楽天のエース田中将大が最後の力を振り絞って腕を振った。 142キロのスプリットに代打・矢野謙次のバットが空を切る。その瞬間にマウンドで田中が両手を突き上げると、そこに女房役の嶋基宏が飛び込んで抱き合った。その輪に一塁から銀次が、三塁からケーシー・マギーが、そして次々にナインが飛び込んで、クリネックススタジアム仙台に歓喜の花が咲き乱れた。 球団創設9年目。楽天が東日大震災という苛烈な試練を乗り越えてきた東北に、日一を届けた瞬間だった。 「もう最高! 東北の子供たち、全国の子供たち、被災者の皆さんにこれだけの勇気を与えた選手たちを褒めてやってください!」 選手

    楽天日本一の“陰のMVP”則本昂大。マー君の有終を支えたルーキー右腕。(鷲田康)
    y_koutarou
    y_koutarou 2013/11/04
    『1、5戦に先発させ6、7戦ではリリーフ待機を計算していた田中が、調整面の問題から2戦と6戦の先発を希望。首脳陣もそれを了承するしかない状況になってしまったのだった。』
  • CKからは28回に1点しか生まれない!バルサファン考案の大胆なCK対策。(豊福晋)

    とあるスポーツ新聞の読者投稿欄に、気になる投書をみつけた。 投稿のタイトルにはこうある。 『数的考察にみるバルサのCKにおける選手配置』 書いたのはバルセロナから80キロほど北上した山中の小さな町、マンレウに住むジョセップさんである。 セットプレー対策、特にCK対策はバルサの長年の悩みである。新監督のマルティーノは、それまでのゾーンにマンマークをミックスさせる守備方法に変更したが、CKの失点は減らず解決には至っていない。 ジョセップさんはいても立ってもいられなくなり、熟考を重ねたのだろう。 投書の書き出しはこうなっている。 「昨今バルサが苦しめられているコーナーキック、その守備的脆弱性を分析するにあたり、数的観点から選手の動き、配置を行なうことでこれを解決できるのではあるまいかと考えております」 タイトルも仰々しいけれど、内容もとても丁寧な文体で書かれてある。きっと真面目な人なのだろう。

    CKからは28回に1点しか生まれない!バルサファン考案の大胆なCK対策。(豊福晋)
    y_koutarou
    y_koutarou 2013/10/25
    『しかしこのジョセップ案を個人的に推す理由はもうひとつある。それが、CKは実はそれほど有効な得点手段ではないという事実だ。』
  • <Jチェアマンの真意> 大東和美 「2ステージ制は苦渋の決断だった」(柳澤健)

    9月17日、Jリーグは2015年度から大会方式を前期後期の2ステージ制にし、年間王者を決めるポストシーズンを採り入れることを理事会で決定した。2ステージ制は'04年以来の復活となった。 大東和美チェアマンは「さらに発展していくための手段の検討と実行が急務だ」と、サポーターに理解を求めた。だが「世界基準から後退する」と、反発の声はいまだに根強い。 ――J1の試合会場や理事会の行なわれていたJFAハウスでは、サポーターによる2ステージ制反対の横断幕が掲げられていました。これについてはどうお考えですか? 「2ステージ制とポストシーズンの導入決定以前に、サポーターの皆さまにご説明できなかったことは申し訳なく思っています。しかし、J40クラブの意見がまとまらない段階で外部に出せば大きな混乱が生ずることは明らかでした。すべてのクラブが現在の危機感を共有し、意思統一を行なってから発表する必要があったんで

    <Jチェアマンの真意> 大東和美 「2ステージ制は苦渋の決断だった」(柳澤健)
    y_koutarou
    y_koutarou 2013/10/25
    『「1ステージ制がベストという認識は、我々もJ40クラブも持っています。ただ、右肩下がりの問題が多くのところで発生している以上、しっかり手を打たなくてはいけない。」』
  • 楽天、初の日本一へCS突破も……。則本-田中リレーに潜む不安とは?(田口元義)

    ホームアドバンテージの1勝を含め4勝1敗。パ・リーグを制した楽天が、日一となった2010年以来の下剋上を狙う3位・ロッテとのCSファイナルステージを制し、日シリーズ進出を決めた。 勝敗だけで総括すれば、楽天がロッテを圧倒したと論ずることができるかもしれない。しかし、全てが盤石の元に成された勝利だったかと言えばそうとも言い切れない。 安定と不安――。 CSでは、この二面性がはっきりと表れていたからだ。 安定とは打線である。 4試合で14得点。シーズンでは12球団中2番目のチーム打率2割6分7厘、同3番目の628得点を誇った攻撃陣からすれば物足りなさも感じるだろうが、点を取るべきところで取る抜け目のなさは、やはり健在だった。 特に、クリーンナップの働きは見事と言うほかない。 銀次、ジョーンズ、マギーら主軸打者が果たした役割。 まずは3番の銀次。初戦の決勝弾こそ田中将大に「じぇじぇじぇ」と驚

    楽天、初の日本一へCS突破も……。則本-田中リレーに潜む不安とは?(田口元義)
    y_koutarou
    y_koutarou 2013/10/22
    リーグ優勝の時は演出だと思ったけど、CSのは「楽天の中継ぎってそんなに弱かったんだ……」と思った。あと、星野監督は長期戦の采配は良いが短期決戦の采配は良くないというイメージがある。
  • 女子カーリング日本代表、北海道銀行の「確かな歩み」。~ソチを目指す小笠原歩の求心力~(松原孝臣)

    3年分の涙と笑顔があふれた。 9月17日、ソチ五輪カーリング最終予選に臨む女子の日本代表決定戦を制したのは、北海道銀行フォルティウスだった。決勝は予選を1位で通過したフォルティウスと中部電力との対戦。中部電力はこの3年、日本代表として国際大会に出場し、今年2月の日選手権でも予選こそフォルティウスに敗れたものの決勝では9-4と大差で下している。中部電力が実力は上、有利と見る関係者は少なくなかった。しかし、勝利したのはフォルティウスだった。 何がこの結果をもたらしたか。それはチームワークのレベルだった。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 1071文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。 有料会員登録 有料会員ログ

    女子カーリング日本代表、北海道銀行の「確かな歩み」。~ソチを目指す小笠原歩の求心力~(松原孝臣)
    y_koutarou
    y_koutarou 2013/10/11
    『予選1位通過後の記者会見で、スキップ小笠原(旧姓小野寺)歩は激しい口調で出席者を驚かせた。「このレベルでは世界に勝てない。みんな、できる力は持っているのにどうして見せられないのか」』
  • かっこ悪くても、キヨシにいてほしい!CSを逃したDeNAの監督辞任騒動。(村瀬秀信)

    監督とはとかく批判されるもの。ファンから続投を望む声があがることはそう多くない。中畑監督はその声とどう向き合い、どんな結論を下すのだろう。 CSを逃せばこうなることは覚悟していた。 9月24日、阪神に6-1で敗れたベイスターズはクライマックスシリーズ進出の望みが絶たれ8年連続Bクラスが決定。3位どころか、気が付けば最下位も見える状態となった。 試合後の囲み取材でCS消滅を報道陣に問われた中畑監督は、「それに向けて頑張って来たけど、力及ばず。私を含めチーム全体の力が及ばなかった。私の中で決意を持って挑んだシーズン。やるべきことをやってきた。最後まで責任を全うしてその後は考えられない。来季のことは考えていない」と言い、来季続投の意思があるかを問われると、「まったくの逆。責任を取らなきゃいけないと考えている」と今季限りで辞任する考えがあることを示唆した。 昨年10月8日。横浜スタジアム最終戦。試

    かっこ悪くても、キヨシにいてほしい!CSを逃したDeNAの監督辞任騒動。(村瀬秀信)
    y_koutarou
    y_koutarou 2013/09/29
    『そんな中の25日。CS進出が断たれ残り8試合となっても選手のモチベーションは切れていなかった。「ひとつでも順位を上げたい」という多村の勝ち越しスリーランなどで、4-2で阪神に競り勝つ。』
  • 腰痛との戦い、FA、金本の言葉……。藤本敦士が語る野球人生での“悔い”。(田口元義)

    阪神からFAで移籍したヤクルトで、ユニフォームを脱ぐ決断をした藤敦士。通算1000試合出場を果たすことはできるのか。 「記録」と「記憶」。 引退会見ができるような選手には、たいていいずれかの要素が備わっているものだ。 8月26日に引退を表明したヤクルトの宮慎也のように、2000安打を達成した名球会選手であれば、記憶、記録ともにインパクト十分である。 9月9日に引退を発表したチームメートの藤敦士は、どちらかと言えば記憶に残る選手だった。 通算2126安打(9月12日現在)の宮と比べれば、3分の1にも満たない619安打など、記録の面ではさほど際立った項目は見当たらない。 それでも藤は、数々の記憶を野球ファンに与えてくれた。 阪神時代、主力選手として2003、2005年のリーグ制覇に尽力したこと。そして、自らの意思で人気球団を去り、ヤクルトへ移籍したこと……。 会見で藤は、現役生活

    腰痛との戦い、FA、金本の言葉……。藤本敦士が語る野球人生での“悔い”。(田口元義)
    y_koutarou
    y_koutarou 2013/09/21
    『結果的にヘルニアの再発もあり、大往生の野球人生ではなかったかもしれない。それでも、「ヤクルト藤本」として引退できたことで、藤本の後悔は間違いなくひとつ減った。』
  • 「スパートではアフリカ勢に勝てない」新谷仁美、戦略と割り切りの5位入賞。(松原孝臣)

    ラストのスパート勝負でアフリカ勢にかわされたものの、終盤まで先頭を走る積極的なレース展開で5位入賞を果たした新谷仁美。圧倒的なスピード差を見せ付けられても、メダルという目標は全く揺らいでいない。 ロシア・モスクワで行なわれていた世界陸上選手権が8月18日、閉幕した。 日選手団の成績は、メダルが女子マラソンで福士加代子が獲得した銅の1つ、入賞は7。大会前に目標として掲げていたメダル1、入賞5をクリアした。期待を集めつつ不調に終わった選手もいたが、全体としては、上々の結果を残すことができたと言える。 その中でも印象的だった一人が、1万mで5位入賞を果たした新谷仁美であった。 トラックの5000、1万mは、アフリカ勢の台頭と年々増してくる層の厚さもあり、日人の上位進出が厳しい種目と考えられてきた。その中にあっての5位であり、しかもタイムはオリンピック、世界選手権を通じて同種目では日人史上最

    「スパートではアフリカ勢に勝てない」新谷仁美、戦略と割り切りの5位入賞。(松原孝臣)
    y_koutarou
    y_koutarou 2013/08/27
    『ならば、スパートの争いになる前で、勝負するしかない。前半からペースをあげていくことで相手を消耗させる。そこにしか活路はないと新谷は考えた。』
  • DeNA3万人、ももクロ6万人。週末の横浜で交錯した2つの星。(村瀬秀信)

    8月4日。 横浜の地に無数の星が煌めいた。 横浜市港北区小机、日産スタジアムでは、ももいろクローバーZの夏のライブ「ももクロ夏のバカ騒ぎWORLD SUMMER DIVE」で6万人。 そこから約10km離れた、横浜市中区の横浜スタジアムでは、ベイスターズがvs.中日ドラゴンズ3連戦を、夏の定例イベント「YOKOHAMA STAR☆NIGHT2013」として開催。来場者にユニフォームを配布したことも手伝って、最終日となったこの日は、過去最高の入場者数3万39人を集めたという。 この2つの場所に集まったお客さんは合計9万人。各々がペンライトなりを持参するモノノフ(ももクロファンはこう呼ばれる)はいわずもがな、この日は横浜スタジアムでも入場者に青のサイリウム(ケミカルライト)が無料配布された。となれば、空から見た横浜は、時間差こそあれ約9万もの美しい光が灯っていたことになる。 さらに、両方のイベ

    DeNA3万人、ももクロ6万人。週末の横浜で交錯した2つの星。(村瀬秀信)
    y_koutarou
    y_koutarou 2013/08/15
    いつものふざけた記事かと思いきや……。『その行為により、本来応援するはずの自分たちが早々に試合を諦め、選手の足を引っ張っていたことを知り、死ぬほど恥じたからだ。』
  • 先発完投主義は高校野球が原点?米国から届いた問題提起とは。(菊地慶剛)

    スポーツ専門局ESPNの『Outside the Lines』の一場面。T.J.クイン記者が日球界に投げかけた問題は、日米の野球に対する考え方の違いを改めて浮き彫りにした。 米国最大のスポーツ専門局ESPNに『Outside the Lines』という番組がある。この番組は米国内外のあらゆるスポーツの諸問題、諸現象を様々な角度から検証する社会派番組なのだが、今回は“Japan's Pitching Monsters”と題し、日の高校野球を取り上げた。 レポートするのは、私がかつてメッツの番記者時代に親交のあったT.J.クイン氏。2000年のメッツ対カブスの日開幕シリーズの際にも来日している記者だ。今回も日で精力的な取材を行ない、渾身のレポートとなっていた。 レポートで取り上げられたのは済美高校の安楽智大投手。 今年春の選抜大会を5日間で4試合に先発し、1試合当たり平均135球投げた

    先発完投主義は高校野球が原点?米国から届いた問題提起とは。(菊地慶剛)
    y_koutarou
    y_koutarou 2013/08/04
    松坂については、もし松坂がメジャーに行かずに、ずっと日本にいて日本式の調整方法をしていても現在のような状況になっていたのか?とも思っている。