昨日の日経新聞の社説がとんでもない。 需要の急増する介護、保育、医療で経済成長させながら、公費を使わないために人件費を安く買いたたける外国人を使えと。菅財務相の、増税をこれらの業界に突っ込んで雇用を作っていき、内需拡大をしていくという構想を、官業による民業の圧迫などと書いている。 権丈先生のHPで日経の論調が変わったというようなことを聞いていたのだが、結局逆戻りしているような感じ。 生活できない賃金を払って、重労働させて、経済原理だ何だと最もらしいこと言ってしらばっくれるってのは、最終的には強制労働なんだってば。介護や保育労働者なら、モノを作っていないから、輸出用戦略物資を作っていないから、金融業のような付加価値の高い産業ではないから、低賃金でいいんだという発想が、高度成長期の固定観念にがんじがらめだ。 外国人を連れてきて低賃金で働かせることがどういうことか、想像力が無さすぎではないかと思