5月の発表された統計によると あの世の存在を信じていない人の割合は 70%を超えたという 葬儀社にとっては衝撃的な事実が発表されました。 なぜならば、昔からのお葬式の仕方というのは、「あの世」の存在があるから 成立するわけであって、70%以上の方が信じていない現状では 「今のお葬式のやり方では駄目ですよ。」 とお客様から言われているようなものです。 仏教のお葬式では亡くなった人があの世までの旅路で迷わないように 導くための「導師」の存在があり、「あの世」の存在が否定されれば、 お葬式におけるお寺様の存在意義がなくなってしまいます。 最近ではお葬儀は 「家族葬でお寺さまは一人いれば十分」 と考えているお客様が増えていますが、 おそらくこのようなリクエストをされる喪主さまは 「あの世」の存在は否定しているものとおもわれます。 そもそも「あの世」とは仏教でいえば浄土のことです。 浄土とは如来さま