米国に、今年2月までいじめを受けて大いに悩み、何度も死を考えた13歳の男の子がいる。メリーランド州コロンビアに住むノア・ブロックルバンクくんは、周囲からのいじめが原因でうつ状態に陥り、2月8日の誕生日に「自殺する」とネットに投稿、両親を驚かせた。息子の状態に悩んだ母親は彼を病院で治療を受けさせる傍ら、何とか生きる希望を見つけさせてあげたいと、Facebookや開設したサイトから、世の人たちへ1つのお願いをしたそうだ。 米放送局CBSやCBS系列WJZ-TVなどによると、以前から学校の同級生らから容姿や性格を罵られ、仲間外れに遭うなどいじめの対象になっていたノアくん。それが原因で、ここ数年はひどく落ち込むなどうつの傾向が見られるようになった彼を何とか支えようと、両親は病院での治療を1年以上受けさせ、学校や生徒の保護者には、いじめを止めさせるよう訴え続けてきた。 しかし改善が見られぬまま迎えた