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「フランス婚」という言葉があるが、この言葉を耳にするたびに、私は何か居心地の悪いものを感じていた。別に、「フランス婚」を提唱した方々や、日本の社会のなかでこれを実践している方々が嫌いということではまったくない。むしろ話は逆で、結婚という制度にとらわれない自由な生き方を追求するという面では、共感するところは大きい。では、なぜ居心地が悪いのか。今回、フランスで同性婚の法制化があらためて話題になったことで、その理由が分かった気がする。 私の居心地の悪さは、フランスという国名が、「制度にとらわれない自由」という意味で用いられていたことに起因するのかもしれない。同性婚を法制化するとは、ひとつの制度を作ることにほかならない。制度にとらわれない自由だけでなく、自由な生き方を育んでいくのに必要な制度を新たに創り出すこと、異性愛と同性愛の違いはあるが、今回の同性婚の法制化で取り組まれていた内容というのは、こ
フランス南東部マルセイユ(Marseille)で、同性カップルの結婚と養子縁組に反対するデモ隊の前でキスをして抱き合う女性同性愛者のカップル(2012年10月23日撮影)。(c)AFP/GERARD JULIEN 【11月2日 AFP】フランスに暮らす27歳のトマ(Thomas)さん(仮名)は、自分を育ててくれた「2人の母親」を誇らしく思っていることを世界中の人に知ってもらいたいと思っている。「僕は生まれた直後から2人の母親に育てられました。でも、それで悩んだことは全くありません」 だが、「両親」を守るために仮名での取材を希望したトマさんの意向には、同性カップルによる子育てに対する相反する考えが仏国内に存在する現実が垣間見える。 ■「同性婚法案」に揺れるフランス政界 今年政権交代した仏社会党政権にとって、同性カップルの結婚と養子縁組は非常に繊細な問題となりつつある。 政府はフランソワ・オラ
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