Michele Boldrin and David Levine の「Against Intellectual Monopoly」を読んでいる。この本の主張は、パテントやコピーライトが現行制度では、所持者の独占を許している点で、社会の発展と相反するので、独占させるのはやめて、相当な対価を支払えば誰でも利用出来るようにするべきだ、と言っている。 http://www.amazon.com/Against-Intellectual-Monopoly-Michele-Boldrin/dp/0521127262/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1283614561&sr=8-1 著者の二人は著名な経済学者であり、謝辞の部分を読むと、ほとんど著名経済学者一覧といった風だ。僕はこういった本を読むと、本当に日本の学者には根本的なことを考える人がほとんどいないのか、と残念に思