北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺体はどのように永久保存されるのか。 遺体保存処理は英語でエンバーミング(embalming)という。「バルサム(balsam、針葉樹から出る粘り気のある液体)を入れる」という意味だ。 乙支(ウルチ)大学葬礼指導学科のファン・ギュソン教授は「永久保存のためには保存液のバルサム香液が入った水槽に遺体を浸す必要がある」とし「保存液にはバルサムと各種防腐・香物質などを混ぜる」と説明した。しかし具体的な混合比率は保存会社のノウハウであり、外部には公開されていない。 ファン教授は「作業時間の短縮のために動脈を切開し、保存液を直接入れる方法もあるが、遺体を傷つけることになるため、これは採択されないと思われる」とし「その方法ではなく、保存液が遺体に徐々に染み込むようにする方法が有力だ」と述べた。 この場合、作業完了まで8-12カ月かかる。脳や内蔵は保存液が染み込
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