日本電気(NEC)は8日、宮城県亘理町において、地上デジタル対応テレビを活用した「まちづくりコミュニティ形成支援システム(愛称:絆チャンネル)」のテストを行うことを発表した。亘理町 宮前地区の仮設住宅85世帯を対象に、来年3月末まで実施する予定とのこと。 このテストは、地域のコミュニティ形成支援や情報格差解消、さらに新しいまちづくり支援が目的。亘理町およびNPO法人ICA文化事業協会と協力し、テストを行う。 「まちづくりコミュニティ形成支援システム」は、住民にとって役に立つ生活に密着したコンテンツを、自治体や住民が自ら制作し、超小型送信ユニットを活用して、簡単な操作で各世帯の地デジ対応TVに配信する。コンテンツは家庭用ビデオカメラとPCで簡単に制作でき、日常的に利用しているテレビでコンテンツ視聴ができるため、高齢者や子供も含め住民全員が参加できるという。 具体的には、住民の紹介、住民主催の