栃木市は来年1月から、空き家を再利用して定住者を増やす「あったか 住まいるバンク」事業を始める。高齢者の施設入居などで空き家になった家屋やこれから空き家になる予定の家の情報を、子育てや退職を機に市内居住を希望する人に無料で提供する。 県内では那須烏山市に次ぐ2例目だが、空き家の賃貸・売買契約の援助や、リフォーム代の補助などをパッケージ化した全国的にも珍しい事業内容で、効率的に定住を促進するのが狙いだ。市建築課は「人口減と空き家の荒廃を防ぎ、まちの活性化に役立てたい」と意気込んでいる。 きっかけは人口減と空き家の急増だ。同市の人口は、合併で県内第4位の規模となったが、ここ15年減り続け、増減率は常に県平均を下回る。一方、高齢者世帯率は県平均を上回り、居住者の施設入居を機に、家屋が荒廃する例が目立つ。市内で確認されている空き家は3240軒、住宅総数に占める空き家の割合は県内第3位の6・45%(
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く