世界各地を旅し、行く先々でスケッチを繰り返してきた父。 晩年は、母とともに本当に多くの場所に出かけたようです。 几帳面につけられた旅の記録によれば、訪れた国の数、およそ七十カ国。 終生、旅と絵と写真を愛した人でした。 実家を片付けたときに、亡父の遺作が沢山出て参りました。 家族みんなで行った場所。 私が仕事で出かけて心に残った風景。 今、私が行きたいと思っているところ。 そんな風景が、父自身の筆で描かれていました。 とりあえず、沢山ある中から、その一部を紹介させていただきます。 観てくださる方がいれば、きっと故人も喜ぶものと思います。 ところで、私はこれらの絵を、気に入ってくださった方々に、ぜひお分けしたいと思っておりました。 ところが、実家から自宅に送った沢山の作品を見た家内には、「お分けするのは、いいアイデアだけど、どうしても、うちに遺しておきたいものもあるからね」と釘をさされてしまい
9年前にくも膜下出血で突然亡くなった知人のご主人と、正月に駅前の大通りで出会いました。 丁度1周1キロの公園を3周して、事務所に向かうときでしたので、健康維持の話から竹踏みを10分行っているということから、その写真を送ってもらうことで別れました。 囲碁が強いのでその後の伸展ぶりも、お聞きしたのですが。 数日後、写真と共に奥さんの墨の字や絵を中心にして、ご主人が回想しながら追記した遺墨集を送ってくれました。 奥さんとは私が以前住んでいた住宅団地で、畳から出たダニ対策委員会や、その後に進展した自治会準備委員会の発足時に、私の家に7,8人のご婦人方とやってきて、「是非、参加して自治会をつくってほしい」とこられたときや、またその後の地域の生活協同組合の活動を通して、親交がありました。 お習字を子供たちの教えていることは知ってはおりましたが、どちらかというと優しい感じの字の印象が強く、遺墨集を見て改
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