ドットインストール代表のライフハックブログ
「医療がたいへんだぁ、たいへんだぁ」と騒ぎたいだけなら、岩波新書でも 立ち読みすればいいのだが、「何がどう問題でどうやって解決すべきか」に 関心のある前向きな若人には、本書の購入を強くおすすめしたい。 本書の流れとしては、小泉医療改革の総括によって、医療システムの構造的な 問題をあぶりだす。 一言でいうなら、それは医療という破綻確実なシステムへの、一大延命手術だった。 本来、一時的な疾患を想定して作られた保険制度であるが、慢性化しがちな高齢者 医療の比率が増えれば、保険料をどんどん引き上げねばならなくなる。 65歳以上の人間を、15歳以上64歳以下の現役何人で支えるかを扶養率というが、 05年時点で3.3人。これが25年には2.0になることがほぼ確定している。 つまり中学卒業直後の少年少女まで動員して、二人で一人の 高齢者の各種社会保障を面倒見るわけだ。 著者もいうように、これはもはや実現
1 2 3 4 見える化ができたら人の力でサポート! 三菱東京UFJ銀の侮れないナレッジ経営 人手をかけて本社から現場への情報発信のサポートをしているというと、システム化が遅れた会社かと思う方もいるだろう。しかし、前回に続いて取り上げる三菱東京UFJ銀行は、先行例として注目できる大組織だ。 今回は、同行の法人部門における情報流通改革を紹介しよう。これは全行規模のものではなく、あくまでも法人部門におけるパイロット的な取り組みだが、ユーザー視点に転換した第一ステップに続く、人の力を組み合わせた第二ステップとなる有効な企てとして評価したい。 三菱東京UFJ銀行で今年新設されたナレッジ・コミュニケーション・センター(KCC)は、数名が人の力で情報を整理している。いわば情報システムと「ヒトのチカラ」の新結合だ。これにより、本部横断的なコーディネーションと本部と現場の断絶の解消を図り、現場の効率
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