7月下旬、米フロリダ州のビーチでゴミ拾いを行っていたある女性は、砂のようなものが詰まったメモ入りボトルを見つけた。中を開けてメモを読むと、ボトルは昨年3月にある女性の手によって海に流されたもので、入っていたのは旅好きだった夫の遺灰だった。事情を知った女性は、連絡を望んでいた妻へ知らせた後、遺灰入りボトルを再度海へと放流。その後、放流直前に撮影した写真とともに経緯がFacebookで紹介され、大きな注目を集めている。 米紙USAトゥデーやニューヨーク・デイリーニュースによると、遺灰入りボトルを見つけたのは、フロリダ州キー・コロニー・ビーチにあるホテルの共同経営者の1人、ジュディ・グランツ・シドニーさん。7月22日、自身のホテルで休暇を取っていた彼女は、家に戻る前の数時間をビーチのゴミ拾いに費やしていた。そのとき見つけたのが、件の遺灰入りボトル。中にお札やメモが入っていることに気が付いた彼女は