マレーシアのナジブ元首相=2018年12月、マレーシア首都クアラルンプール/MOHD RASFAN/AFP/Getty Images (CNN) マレーシアで23日、巨額の汚職事件で有罪となったナジブ元首相の上告が退けられ、禁錮12年の実刑が確定した。 ナジブ氏は在任中に政府系ファンド「1MDB」の資金を不正流用したとして、2020年に資金洗浄、職権乱用などで有罪の判決を受け、禁錮12年と2億1000万リンギ(約64億円)の罰金を言い渡された。 本人は一貫して無罪を主張したが、マレーシア最高裁は23日に上告を棄却した。同氏は収監されて禁錮刑に服す。 同氏は首相就任後の09年、経済発展を促すためとして1MDBを設立した。検察によると、実際には巨額の資金をぜいたくな生活や選挙の裏金に流用していた 当時、1MDBが発行した債券の大半を引き受けた米金融大手ゴールドマン・サックスは20年、マレーシア
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