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シン・ゴジラに関するamamakoのブックマーク (23)

  • 【映画評】箸にも棒にもかからない駄作だった「シン・ゴジラ」 - 読む・考える・書く

    遅ればせながら、シン・ゴジラを観た。 もともと期待してはいなかったのだが、まあ予想以上の駄作だった。しかも、一回見ただけで、なぜこれが今の日で大ヒットしたのか、またなぜ海外ではまったく相手にされなかったのかまで分かってしまった。その意味では大変分かりやすい映画だったと言える。 私がこう評価する理由は以下のとおり。ネタバレ満載なので、これから観るつもりの人は観終わった後で読んで欲しい。 ドラマがない、人間がいない 自衛隊兵器のカタログ展示のような戦闘シーン ご都合主義の極み「ヤシオリ作戦」 日で大ヒットした理由=海外で相手にされなかった理由 お口直しのためのお勧め映画 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ドラマがない、人間がいない なによりもまず、この映画には人間らしい人間が登場しない。主人公は一応矢口(内閣官房副長官)というこ

    【映画評】箸にも棒にもかからない駄作だった「シン・ゴジラ」 - 読む・考える・書く
    amamako
    amamako 2018/02/12
    "一言でまとめれば、この映画が主張しているのは、強大なゴジラを知恵と努力で倒した「日本スゴイ」、ということに過ぎない。今や毎日のようにテレビから垂れ流されている夜郎自大な自惚れメッセージと同じなのだ。"
  • ■ - 偽日記@はてなブログ

    ●ようやく『シン・ゴジラ』を観たのだけど、ぼくにはダメだった。「プロジェクトX」かよ、みたいな感じがダメだ。 いや、確かにゴジラの形態変化とか、ゴジラが東京を焼き払うところとかはすごいけど、話が面白くない、というか嫌だ。 (「エヴァ」のシンジが、「ゴジラ」の長谷川博己みたいなキャラだったら、それは面白くならないよなあ、とも思った。) それでも前半は、面白くはないけど、まあ、納得して観てはいた。テンポの速い台詞でぱぱっと場面を展開してゆくこと、まるで「エヴァ」そのままのフレーミング、ゴジラの様子と政府の対応だけで、中途半端な人間ドラマ的要素をすっぱり抜いているところなど、まあ、クレバーなやり方だな、と。「ゴジラ」というありものの企画を、そつなくこなすやり方としては頭がいいなあ、と。 でも、後半は退屈に感じた。単純に、俳優の演技のクオリティを管理できていない感じがした。前半の演出プランの水準で

    ■ - 偽日記@はてなブログ
    amamako
    amamako 2017/05/05
    曲者っぽさが描けてないというのは、この映画が人物を描かないという点では納得できるんだけど、だったら尚更、あのお茶入れるシーンの陳腐さが絶望的になるよなぁ。あのシーンはホント擁護しようがない。
  • 「シン・ゴジラでも自衛隊が活躍。国民が支持」安倍首相:朝日新聞デジタル

    安倍晋三首相 内閣総理大臣の最も重要な責務は、国民の命、平和な暮らしを守ることだと考えています。自衛隊の皆さんが24時間、365日、厳しい環境のもとで黙々とこの責務を果たしていることに敬意を表したい。私はこの半月ほどで政府専用機で地球2周分の距離を動きました。行く先々で自衛隊のグローバルな活躍を再確認し、世界の平和と安定のため汗を流している皆さんを大変誇らしく思いました。 このような現実の世界のみならず、今話題の映画「シン・ゴジラ」でも自衛隊が大活躍していると聞いています。私と官房長官は、短期間のうちに死亡するそうです。官房副長官は生き残っています。統合幕僚長以下、自衛隊員の皆さん、格好良く描かれているとうかがっています。このような人気もまた、自衛隊に対する国民の揺るぎない支持が背景にあるのだと思います。(自衛隊幹部との懇親会で)

    「シン・ゴジラでも自衛隊が活躍。国民が支持」安倍首相:朝日新聞デジタル
  • 踊る大捜査線×エヴァンゲリオン シン・ゴジラ - シートン俗物記

    あまり期待してはいなかったのだが、批評するなら見ないとイケないかな、と「映画の日」で見てきました。まあ、一応、1000円を損しない程度は楽しめたかな、という感じ。 まず、ゴジラ自体はよかった。東京都下に上陸して破壊を続けるところも、変態を続けるという設定も、人々が混乱する様もなかなか見せる。東京大破壊もよかった。もちろん、そのパニックぶりが3.11を想起させるところは上手いなと思う。東京の運河をゴジラが遡って水や船が溢れ出るところで津波を思い起こさせたのはショッキングだったし。 問題はやっぱり、ゴジラ対策を練る面々の部分。 正直なところ「シン・ゴジラ」では、この『巨大不明生物特設災害対策部』の面々にまったく共感できなくてしんどかった。 あまりにも、“実質日を支えているのは、表に出ているパフォーマンス重視の政治家ではなく、裏方の俺達なんだ。今回の危機も俺たちがやらなきゃダメなんだ”みたい

    踊る大捜査線×エヴァンゲリオン シン・ゴジラ - シートン俗物記
    amamako
    amamako 2016/09/09
    「作品の批判は許されるけどファンの批判は許されない」とか、エヴァとかなら絶対でない発言で、結局その程度しかのめり込めない作品ということなのかな。
  • 「シン・ゴジラ」が描く日本のナショナリズム

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    「シン・ゴジラ」が描く日本のナショナリズム
  • 宮台真司の『シン・ゴジラ』評:同映画に勇気づけられる左右の愚昧さと、「破壊の享楽」の不完全性

    「行政官僚制の日常」と「破壊の享楽」 『シン・ゴジラ』(7月29日公開/庵野秀明監督)は想像外に興味深い映画でした。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年)以降の庵野秀明監督の不発ぶりに加え、特撮監督が『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015年)で味噌をつけた樋口真嗣氏なのもあって、期待水準を高く設定していなかったこともあるかもしれませんが、間違いなくエキサイティングでした。 作は従来のシリーズと違って、ゴジラに主題的な重心がなく、かと言ってヒーローに焦点が当たる訳でもない。敢えて言えば「日の行政官僚制」が主人公で、そのパフォーマンスに焦点が当たります。その話は後で題にするとして、僕がこの作品を見る前に、どこに注目しようと思っていたのかについて話しましょう。キーワードは「破壊の享楽」になります。 この夏休み、僕の3人の子供たちは、AppleTVで利用できる定額制

    宮台真司の『シン・ゴジラ』評:同映画に勇気づけられる左右の愚昧さと、「破壊の享楽」の不完全性
    amamako
    amamako 2016/08/30
    妥当かどうかはともかく、やっと、この映画についてのまともな"批評"を読めた気がする
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

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  • 山本寛 公式ブログ - オトナのコンテンツ - Powered by LINE

    ゴジラというコンテンツをそれほど詳しく知ってる訳ではないし、『シン・ゴジラ』をここで詳しく語るつもりも1ミリもないんだけど(でも2回観ました)、でも『シン・ゴジラ』が今年の邦画興行一位を狙えそうだ、と聞くと、「え、上に何もいないの??」と素で疑問に思ってしまう。 そりゃ歴代邦画上位には今もジブリ映画があるのだが、しかし徐々に映画全体がオタクコンテンツに成り下がりつつある気がしてならない。 20~50代のオタク層が狂騒と共に何度も足を運ぶ一方、カップルや山田洋次を嗜むお年寄りは足が遠ざかっているようだ。 興行側もそれを予想している感が大きくなってきた。 当に漫画原作の映画が増えた。アニメで人気を確かめて、オタク層の市場を得ての(実写)映画化が増えた。 人気原作が必要ならば又吉直樹の『火花』でも映画化すればいいのに、配信に持っていかれた。 すっかり映画オタク産業となってしまった。 それは日

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  • 「シンゴジラを絶賛する人って稗とか粟しか喰ったこと無いの?」「ゴジラが動いてるだけじゃん」、プロ漫画家の批判に総ツッコミ - Togetter

    藤島じゅん @huji_jun みんなスゴイスゴイ言うから「シン・ゴジラ」観てきたけど、ちょっと言いたいことあるから漫画家さんは次の飲み会までに観てきてほしい。 2016-08-14 12:32:26

    「シンゴジラを絶賛する人って稗とか粟しか喰ったこと無いの?」「ゴジラが動いてるだけじゃん」、プロ漫画家の批判に総ツッコミ - Togetter
  • 「シン・ゴジラ」は自意識過剰なサラリーマンの都合のいい妄想物語。

    噂のシン・ゴジラを観てきた。 別に、批判しようと思って観たわけじゃなく、ネットでの評判もとてもいいようだし、ちゃんと、楽しみにしていた。 ところが見終わったあとは、「これが絶賛されるって、大丈夫か?」と疑問符でいっぱいになった。 怪獣映画として出来がいい、というのはまず認めよう。CGやその他の技術を駆使した戦闘シーンやゴジラの描写、街が破壊される様子や自衛隊の武器が炸裂する様子は、それだけで見ていて楽しい。 とはいえ、あまりにストーリーが幼稚すぎる。あんな強引な作りでは感動のかの字も浮かばない。 これが「リアリティを追求した話だ」とか「日人はまだまだやれる、と思わせてくれた」とか言われてるのを見ると、ちょっとあまりに恥ずかしい。 ストーリーを一言でまとめると、「居酒屋で泥酔して、社長や会社を罵倒した挙句『オレを社長にすりゃ全部解決してやるのによぉ』とか息巻いてる、自意識過剰なだけの情けな

    「シン・ゴジラ」は自意識過剰なサラリーマンの都合のいい妄想物語。
  • シン・ゴジラに出てくる日本人はファンタジー(古谷有希子) - 個人 - Yahoo!ニュース

    話題のシン・ゴジラを観てきたのだが、とにかくすごかった。 「日の怪獣映画が、ジュラシックワールド並みにすごいことになってる!かぶりものじゃなくなってる!」という映画としてのレベル感がすごいだけではない。 何がすごいって、音楽も含めてエヴァンゲリオンで感じた興奮が感じられること。 やはり、庵野秀明監督だなぁ、というカメラワーク、シーンごとの圧倒的情報量。 観終わった後には「私たち日人はまだまだできる!」という希望すら覚えてしまう。 音楽エヴァそのもの+初代ゴジラで、映画音楽好きの私にとってはウハウハもの。 しかし、当にすごいのは、そんなちんけな感動ではない。 冷静に考えたら、エヴァンゲリオンの最終話の展開、その後の映画版の結末を考えたら、「日人はまだまだできる」みたいな話で終わってること自体がありえない。 エヴァの終わり方なんて、「人間なんか生きてる希望もなし」みたいな絶望的なもの

    シン・ゴジラに出てくる日本人はファンタジー(古谷有希子) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • 「シン・ゴジラ」にハマれなかった人 - 暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログ

  • 『シン・ゴジラ』に覚えた“違和感”の正体〜繰り返し発露する日本人の「儚い願望」(辻田 真佐憲) @gendai_biz

    文/辻田真佐憲(近現代史研究者) バブル時代とゴジラ映画 経済大国日は、21世紀にその財力で赤字国の領土を買いあさり、22世紀に世界最大の面積を誇る大国になり、23世紀に唯一の超大国として世界に君臨するにいたる。この事態を憂慮した未来人の一部は、タイムマシンを使って20世紀末の日に怪獣を送り込み、日を徹底的に破壊して、歴史を改変しようと試みる――。 これは、1991年12月に公開された『ゴジラ対キングギドラ』(大森一樹監督)のストーリーである。衰退する一方の現代日では、このストーリーはいまやまったく現実味のないものになってしまった。 しかし、この脚が書かれたころの日では、必ずしもそうではなかった。 当時の日はバブル景気の真っ直中であり、世界中の企業を買いあさるなど、まさに我が世の春を謳歌していた。いわゆる「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の時代だ。それゆえ、日がこのまま世界を

    『シン・ゴジラ』に覚えた“違和感”の正体〜繰り返し発露する日本人の「儚い願望」(辻田 真佐憲) @gendai_biz
  • 「シン・ゴジラ」 大絶賛の謎(ネタバレ)

    23歳になってようやく、10歳頃からの慢性的疾患であるところの厨二病が治りかけてきたと思っている。 中二病にも、邪気眼系、暗黒微笑系、尾崎系等色々種類はあるが、ここでは、 「俺みたいな中3でグロ見てる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは 今日のクラスの会話 あの流行りの曲かっこいい とか あの服ほしい とか ま、それが普通ですわな かたや俺は電子の砂漠で死体を見て、呟くんすわ it’a true wolrd.狂ってる?それ、誉め言葉ね。 好きな音楽 eminem 尊敬する人間 アドルフ・ヒトラー(虐殺行為はNO)」 的類いのものと捉えてくれていい。 2016年6月の終わり頃、Twitterのトレンドに乗じて、「上半期に観た映画ベスト」なるものを自分も投稿したのだが、1位は、「ズートピア」とした。「ディズニーを敢えて1位として褒める、一周回って「アリ」」みたいなひねくれた気持ちでなく、

    「シン・ゴジラ」 大絶賛の謎(ネタバレ)
  • 『シン・ゴジラ』は一番作っちゃいけない作品だったのでは

    杉田俊介@6月『ジョジョ論』刊行予定 @sssugita 『シン・ゴジラ』は一番作っちゃいけない作品だったのでは。政権批判の意図があるのだろうけど、「合理的で外交力があり命懸けで専門的分業を行う強い日人」がそんなに理想なのか。オタク映画人集団が、なぜエリートや霞ヶ関や自衛隊ばかりに夢を託すのか。民衆や東北や犠牲者の目線がなぜ薄いか。 杉田俊介@6月『ジョジョ論』刊行予定 @sssugita →ここ数日考えていたけど、自分の中ではそういう結論に落ち着いた。よくある左翼的な批判に過ぎない気もするが、やはりそう思った。庵野さんたちにとって、特撮やアニメおたくが成熟して大人の責任を果たす、とはこういうことだったのか。無用もの、つま弾きものたちの『オネアミスの翼』が懐かしい。 杉田俊介@6月『ジョジョ論』刊行予定 @sssugita 自分たちの性格や体質や組織をどう改善するのか、どうすればましに

    『シン・ゴジラ』は一番作っちゃいけない作品だったのでは
  • 絶賛されている『シンゴジラ』が個人的に58点の映画だったので海に身を投げたい|二十日・de・おぼーん|note

    ※ネタバレがっちり含みますので嫌な人は見ないように。 前評判が超よかった『 シンゴジラ 』をウっキウキで鑑賞。 ゴジラの幼体出現でテンションがブチ上がったのをピークに、少しずつ少しずつ「あれ?これ大丈夫か?」という雲行きになっていきまして、最後には苦い顔で映画館を後にしました。すぐさまTwitterで色んな人の反応をチェックしたけどほぼほぼ大絶賛。100点オーバー続出です。 「マジか?…俺がおかしいのか?」 というわけで見所やオマージュ解説なんかは他の人が沢山書いてくれると思うので僕は個人のモヤモヤをぶつけたいと思う。 ●とにかく登場人物にまったく感情移入できない まず主役の長谷川博己をはじめ竹野内豊など主要な登場人物のバックボーンや行動原理について作中でほぼ言及されないし、なによりも彼らの家族についてまったく語られていないのは問題なんじゃないかと思う。 彼らには親兄弟や恋人、家族はいない

    絶賛されている『シンゴジラ』が個人的に58点の映画だったので海に身を投げたい|二十日・de・おぼーん|note
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  • シン・ゴジラの感想。評価方向のズレへの不満 - teiwashuwaのブログ

    SNS時代になって、作品の評価軸自体が変わった。 ツイッターは匿名が主流だが、名でやることに抵抗を覚えない世代も今や多く、発言が周囲との付き合いに及ぼす影響の大きさは2chなどとは比べものにもならない。 そんな中では感想という口コミも、賞賛や絶賛のみが許されていて、「面白いと思えた箇所・時間が少なかった」などと漏らせば「上から目線のナルシスト」とか「人の頑張りを認めたり褒めたりできない性格に問題ある人」など、目にした人のフィクション慣れの段階様々に、とにかく「アンチ」のレッテルを貼られてしまう。 こうもなると、どんな作品が評価されどんな作品が失敗扱いされるかも変わってくる。 例えば、 良点50かつ悪点0の作品よりも、 良点60かつ悪点50の作品の方が、 「素晴らしい作品」になるのだ。 悪い点(サボった点、作り込まず投げた・誤魔化した惜しい点など)への言及は、イタイやつがするマナー違反で恥

    シン・ゴジラの感想。評価方向のズレへの不満 - teiwashuwaのブログ
  • 『シン・ゴジラ』を観てきた - 紙屋研究所

    以下、ネタバレあり。 『シン・ゴジラ』を一家でみる。 一言で言って、娯楽作品として大いに楽しんだ。 ゴジラが津波と原発を想起させる存在だと思いながらも、ゴジラによるドハデな破壊、ゴジラの制御不能ぶりに右往左往しつつアタックを繰り返す様子を、ワクワクしながら観たのである。ハリウッドのアクションを観る感覚に近い。 特に第4形態への変態を遂げたゴジラが巨神兵よろしく街を滅ぼし尽くすエネルギーを四方八方に放射し続けるシーンは、「ドキドキしてスカッとした」(小並感)。一瞬「あ、だいたいおさまったかな…?」的に安心しかけたところにゴジラのこの異例の攻撃。街が壊されまくるのに何もできない。「手の施しようがない」という感覚がぼくの中に起こり、(娯楽的な意味で)戦慄が走った。 唐突に白状するが、ぼくはテレビシリーズの『新世紀エヴァンゲリオン』の中で第拾話「マグマダイバー」と 第拾参話「使徒、侵入」が圧倒的に

    『シン・ゴジラ』を観てきた - 紙屋研究所
    amamako
    amamako 2016/08/19
    「オタク的スペシャリスト(≒テクノクラート)なんだから政治性なんてないんだ!」っていう感想が実に共産党員っぽいなぁと。それこそ政治性なんだと言うのがニューレフトの立場。
  • シン・ゴジラという「癒やし」の物語 - あままこのブログ

    今週のお題「映画の夏」 というわけで、どうやら最近はてな界隈ではシン・ゴジラの記事を書くとアクセスが集められるそうなので、アクセス数に囚われたものとしては是非記事を書かねばなーと思い、映画を見てきた。 最初に言っておくと、僕はこの映画、あんまり面白いと感じなかった人間である。まあ理由は単純に、官僚組織とか建造物・重機とか特撮とかといった、この映画が用意した萌えポイントが、ことごとく僕にはヒットしなかったということである。逆に言えば、こういったものが萌えポイントの人は、見に行って存分に萌えればよろしい。以上。エチケットペーパー敷き終了。 だが一方で、そういう個々の萌えポイントとは別に、物語構造として、そーいうのが今の日人は好みなんですねーと思う点があった。それは、 「組織への信仰」 である。 「ゴジラ」v.s.「官僚機構」? この映画、登場人物は一応色々いるのだが、そのどれもが類型的な範疇

    シン・ゴジラという「癒やし」の物語 - あままこのブログ
    amamako
    amamako 2016/08/08
    ま、映画見て「癒やされたー」とか「元気が出たー」とか「子どもに見て欲しいー」とか思いたい人は、思う存分見て癒やされれば良いよ。僕は映画にはもっと「気づき」を与えてくれることを期待するけどなーってだけで