ここでの〈真の弱者〉とは、カネのないキモいオッサンとか、氷河期世代でニートひきこもり、といった人が、何となく想定されているようだ。 「自分らしく生きられる社会を」と提唱すると、能力のある人はスポーツ選手やアーティストなどになれるが、能力のない人はそうなれない。能力重視の社会になるのだから(←ここの論理展開に大きな飛躍がある)、自分らしく生きられない人は死にたくなる、という主張がメインのようだ。 ところで、ここで〈真の弱者〉と呼ばれるような人の界隈で自分は生きている。日常的にまわりはそんな人ばかりだし、自分がやっている居場所に来るのも当然そんな人たちだ(もちろん自分だって同じ弱者だが)。