【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は3日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から2667人増え、累計37万640人になったと発表した。市中感染が2640人、海外からの入国者の感染が27人。1日当たりの新規感染者数は前日(1589人)から1078人増えた。前日比の新規感染者数が1000人以上増えるのは初めて。直前の週末に検査件数が減った影響が薄れたことを考慮しても大きな規模となった。 2667人は過去4番目の多さで、2500人を上回るのは9月30日以来となる。 防疫当局は1日から新型コロナの新たな防疫体制「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」が始まり、感染拡大への警戒が薄れたことに加え、人の集まりが増えている影響が今週から出るとの見通しを示している。 この日新たに確認された市中感染者2640人を地域別にみると、ソウル市が997人、京畿道が8
欧州連合(EU)は今年初め以降、5000万回分を超える量の新型コロナウイルスワクチンの日本向け輸出を承認した。これを受けて、日本の国民は不満を強めている。 EUは26日、ファイザーやモデルナの製品を含め、EU域内の施設で製造されたコロナワクチン約5230万回分の日本向け輸出が承認済みだと明らかにした。EUからワクチンが出荷された43カ国の中で最も多い量だ。 国内接種の遅れについて、日本の政府当局者が供給上のボトルネックが理由の一つだと指摘してきただけに、日本向けワクチンが大量に存在するとの事実は国民をいら立たせている。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、接種を受けた日本国民はわずか1.3%と経済協力開発機構(OECD)加盟国37カ国で最も低い。これに対し、米国は37%、英国は約36%だ。 EU承認を巡る情報がソーシャルメディア上で取り上げられる中、河野太郎行政改革担当相(ワクチン担
インドの首都ニューデリーにある新型コロナウイルスによる死者の火葬場(2021年4月26日撮影)。(c)Jewel SAMAD / AFP 【4月27日 AFP】インドは26日、1日当たりの新型コロナウイルスの新規感染者が35万2991人、死者が2812人と過去最多を記録した。インドは現在、新たな新型ウイルス流行の波に見舞われており、数週間前に宗教行事や選挙活動などの大規模集会を認めていた、ヒンズー教至上主義のナレンドラ・モディ(Narendra Modi)政権に批判が集まっている。 医療現場は逼迫(ひっぱく)し、火葬場は休みなく稼働している。このような中、米国や英国など欧米各国が、ワクチン原料の提供など相次いで支援を表明している。(c)AFP
インド・ニューデリーで、医療用酸素ボンベを積み込む人(2021年4月24日撮影)。(c)Sajjad HUSSAIN / AFP 【4月26日 AFP】新型コロナウイルスの感染急拡大により、1日の感染者数が連日世界最多を更新するインドに対し、欧米各国は25日、相次いで支援を発表した。 英国はインドからの要請を受け、人工呼吸器や酸素濃縮器など救命医療器具600台余りをインドに送ると表明。ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相は、英国が「できる限りの」支援をすると明言した。ジョンソン氏は声明で「新型コロナウイルスとの闘いにおいて深刻な懸念が生じている時期に、私たちは友好国、また仲間としてインドと共にある」と表明。「この恐ろしいウイルスによる、人命損失の悲劇回避を手助けするため、数百台の酸素濃縮器や人工呼吸器など重要な医療器具が、英国からインドに送られている」と述べた。 一方、欧州
変異株の感染拡大が続くなか、ヨーロッパでは新たな火種が生まれている。新型コロナウイルスワクチンの供給が遅れているEUでは、ワクチンを一括購入して加盟国に分配する計画がうまく進んでおらず、イギリスのアストラゼネカ製のワクチンを巡って対立が生じている。 ヨーロッパで何が起きているのだろうか。またアストラゼネカ製を含むワクチンを調達する日本に求められる視点とは──。国際安全保障に詳しい東京大学公共政策大学院の鈴木一人教授に聞いた。 ワクチンの公正な分配 世界の理想と現実 ──WHOなどが、新型コロナウイルスのワクチンを共同調達する国際的な枠組み「COVAX」を提唱していますが、多国間の協調の現状についてどう見ていますか。 COVAXは今までにない新しい取り組みで、その理想の実現に向けて道半ばですが、想定よりはうまくいっていると思います。 これまでのWHOの感染症対策は、途上国で発生したウイルスを
アメリカの製薬企業「モデルナ」は、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、「94.5%の有効性がある」とする暫定的な結果を発表しました。モデルナは、効果の割合は今後、臨床試験が進むにつれて変わる可能性があるとしています。 新型コロナウイルスのワクチンを開発しているアメリカの製薬企業「モデルナ」は、アメリカのNIH=国立衛生研究所などと協力して、アメリカで最終段階となる第3段階の臨床試験を行っています。 これについてモデルナは16日、臨床試験のこれまでのデータを分析した、暫定的な結果を発表しました。 それによりますと、3万人を超える臨床試験の対象者のうち、新型コロナウイルスによる感染症になったのは95例でした。 このうち、ワクチンの接種を受けていたのは5例だったのに対し、「プラセボ」と呼ばれる偽薬の接種を受けていたのは、90例だったということで、モデルナは「ワクチンの有効性は94.5%
アメリカの製薬大手「ファイザー」は、開発中の新型コロナウイルスワクチンの臨床試験について、「90%を超える予防効果がある」とする暫定的な結果を発表しました。 アメリカの製薬大手「ファイザー」がドイツの企業「ビオンテック」と開発しているワクチンはアメリカをはじめとした各国で最終段階となる臨床試験を行っています。 これについてファイザーは9日、外部の独立した委員会が臨床試験のデータを分析した、暫定的な結果を発表しました。 それによりますと、臨床試験の対象となった4万3538人のうち、新型コロナウイルスの感染が確認されたのは94例でした。 そして、実際にワクチンを接種した人としなかった人を比較して分析した結果、予防の効果は90%を超えるとみられるとしています。 また、接種した人に深刻な健康への影響はみられなかったということです。 ファイザーは試験はまだ進行中で、予防効果の数値は今後、変わる可能性
ドイツ・アルメレの病院からミュンスターにヘリで搬送される新型コロナウイルス感染者(2020年10月23日撮影)。(c)Olaf Kraak / ANP / AFP 【10月24日 AFP】世界保健機関(WHO)は23日、あまりに多くの国で感染者が指数関数的に増えており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)との闘いで北半球は重要な局面にあるとの認識を示した。 WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長はインターネット上で開いた記者会見で、「今後数か月間は非常に厳しいものになるだろう。一部の国は危険な状態に向かっている」「あまりに多くの国でCOVID-19の感染者数が指数関数的に増加しており、病院や集中治療室(ICU)が収容の限界に達しつつあるか、すでに限界を超えてしまっている。しかもまだ1
コロナ禍で苦境にある旅行業界を活性化するための「GO TOトラベル」キャンペーンがさんざんなことになっています。これについてはすでに多くの批判がありますが、それをひと言でまとめるなら「場当たり的」になるでしょう。 なぜこんなことになるかというと、新型コロナ対策を「感染抑制」と「経済活動再開」のジレンマ(トレードオフ)にしてしまったからです。感染を防ごうと緊急事態宣言を出せば飲食業や観光業、イベント関連などの事業者が苦境に陥り、かといって経済活動の再開を急ぐとクラスターが発生し感染が拡大してしまいます。「あちらを立てればこちらが立たず」のこの関係がジレンマです。 それに対してトリレンマは、「3つの条件を同時に満たすことができない」ことで、「国際金融のトリレンマ」がよく知られています。「自由な資本移動」「為替相場の安定」「独立した金融政策」の3つを同時に実現することはできないという定理で、先進
21世紀のはじめに世界を震撼させたSARS、その記録が2007年に出版、邦訳されている。「SARS いかに世界的流行を止められたか」は非売品の書籍であり、当時WHO西太平洋地域事務局長の任にあり、SARS対策の陣頭指揮にあたられた尾身茂先生が「概要」というタイトルで序文を書かれた事を知る人は少ないと思う。 自分も久しぶりにこの書を手にして、あらためて序文を読んでみた。COVID-19禍の最中の今、まさに進行しているかのような錯覚を憶える。 是非多くの方に読んでいただきたい。 ざっとチェックはしたがOCRで文字起こししたため、変換ミスなどあるかもしれない。 ------------------------------------ 概要 OVERVIEW SARSは世界を震撼させた。21世紀最初の新興感染症であり、感染性の高いその病気は、見方によってはさほど多くの死者を出さなかった。しかし我々
Researchers in Shanghai hope to determine whether some recovered coronavirus patients have a higher risk of reinfection after finding surprisingly low levels of Covid-19 antibodies in a number of people discharged from hospital. A team from Fudan University analysed blood samples from 175 patients discharged from the Shanghai Public Health Clinical Centre and found that nearly a third had unexpect
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