■小樽に続き道内2市目 ■市収入、年6840万円試算 函館市は、通勤に自家用車を使っている小・中学校や市施設の職員らから駐車料を徴収することを決めた。徴収は7月から始める予定。市有財産である駐車場の使用料金をきっちりとるべきではないかと数年前から検討してきた。 徴収対象は、小・中学校計74校と高校1校、二つの幼稚園のほか、市民会館や児童館などの社会教育施設や環境部清掃工場などに通う市職員、教職員、委託業者らだ。 料金は、市街化区域内とその近辺は月3千円、それ以外は月千円とする予定。短時間勤務や障害がある職員は全額免除とする。車を外回りの公務で使う職員は減額するという。市財産管理課は、2869台が利用し、年間の市の収入は約6840万円になると試算している。 同課によると、市職員らから駐車料を徴収しているのは道内で14市あり、学校の教職員まで対象とするのは小樽市に次いで2市目という。