輸入が再開された日本産米が正式に北京の市場に登場した。この日本米は北京と上海のみで発売され値段は中国産の20倍にもなるが、北京の太平洋スーパーでは1日目で100袋以上が売れた。「新京報」が伝えた。 26日午前、日本の赤城徳彦農林水産大臣と、中国商務部対外貿易発展事務局の馮洪章局長がそれぞれ北京のイトーヨーカドーと太平洋スーパーを訪れ、日本米発売式典でテープカットと除幕式を行った。 太平洋スーパーの担当者・朱さんによれば、今最も売れているのは新潟県産「コシヒカリ」と宮城県産「ひとめぼれ」の2種。一袋2キロの価格は188元と198元で、1キロあたり90元以上になる。この値段は中国産米の20倍以上で、ベトナムやタイからの輸入米と比べても10倍以上となる。現場で何人かの中国人消費者に聞いたところ、一様に、高い価格は購買意欲を抑えてしまうと答えた。(編集YT) 「人民網日本語版」2007年7月27日