![新東名建設中の区間で自動運転時代に向けた路車協調実証実験の現場公開](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/aa6965a828246a5859aea1a74f19a0e14e4dc1d0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcar.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fcar%2Flist%2F1601%2F857%2F20.jpg)
2018年から政府が推進してきた戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」がこの3月で終了。その「成果展示会&自動運転シンポジウム」が秋葉原UDX(東京都千代田区)とオンラインで3月7・8日に開催された。 SIPの第2期では、自動運転の社会実装に向けた技術開発や実証実験等を進めてきたところで、その5年間では信号情報、合流支援情報、車線別渋滞末尾情報等の交通環境情報の構築と配信に係る検証を行ってきた。今回のイベントではその成果を一般に広く告知することを目的に、成果展示会と、自動運転の未来をテーマにしたシンポジウムを併せて開催したものだ。 ここでは第3部のティアフォーCTOの加藤真平氏とソニー・ホンダモビリティCOOの川西泉氏が語った、今後の自動運転の姿やモビリティ社会の展望をレポートする。 ◆「Microautonomiy~集合的にスケーラブ
1週間近く前から「10年に1度の大寒波がやってくる」と言われて繰り返し注意が呼びかけられていた「暴風雪」は、1月24日から25日にかけて、その言葉通りの被害を列島の各地にもたらした。 高速道路もいたるところで通行止めとなり、24日は一時、九州内と中国地方のほとんどが通行止めになるほどの激しい雪となった。そして、以前から繰り返し発生し、そのたびに再発防止という課題が出続けていた“道路上での長時間の立ち往生”が今回も起きてしまった。 もっとも深刻な事態となったのは、新名神高速道路の三重県「菰野IC(こものインターチェンジ)」から鈴鹿峠をはさんで、滋賀県「甲賀土山(こうかつちやま)IC」までの下り線。 25日未明から、34.5㎞にわたって車両の立ち往生が連なり、解消するまでにほぼ丸1日、さらに除雪をして通行再開するまでに半日以上を費やすほどの大規模な混乱となった。 「渋滞」が「立ち往生」に この
丸い道路、流行りなのかも。 両ランプに環道型退出路を設置 群馬県甘楽町とNEXCO東日本は2022年12月27日、上信越道で整備している甘楽スマートICが2023年3月25日に開通すると発表しました。 拡大画像 甘楽スマートICのイメージ(画像:NEXCO東日本)。 甘楽PAに併設のスマートICで、全方向の出入りが可能。ICの間隔が8.9kmあった吉井IC~富岡IC間のほぼ中間(吉井から4.2km、富岡から4.7km)にできます。 上下線側とも、一般道に通じるランプの途中にドーナツ形のスペースがあり、この前後にETCゲートが設置されます。これは「環道型退出路」と呼ばれ、入口・出口ランプをつなぐように設けられたUターン路のようなもので、近年、スマートICなどで導入が増えています。ETC非搭載車など誤進入したクルマは、現地の案内に従い、環道を使ってUターンするようになります。 甘楽スマートIC
衝突事故が激減する!? 危険を知らせる事故防止ソリューションを実体験! 交通安全や自動運転の分野で注目が集まるV2X。クルマと歩行者や二輪車間などを通信でつなぐ技術だが、その未来の交通技術を使い、リアルタイムで道路利用者同士の衝突を事前に防ぐ、最新のソリューションをJARIつくばで実体験することができた。世界中のパートナーと連携するコーンズテクノロジーが取り扱いを始める「Eye-Net™」の正体に迫る。 次世代の事故防止ソリューションが日本にも! 次世代の交通制御システムとして注目されるV2X(Vehicle to Everything)は、道路や車、歩行者などを通信ネットワークで結び、道路利用者の安全を確保させようという試みだ。これは自動運転や通信技術とも関係性が深く、世界中で次々と新しい試みが始まっている。 通信技術、自動運転技術や防衛・セキュリティ関連のテクノロジー事業を展開している
米国のヴァンダービルト大学とカリフォルニア大学バークレー校、テンプル大学、ラトガース大学カムデン校で構成するコンソーシアム「CIRCLES」は、日産自動車およびテネシー州運輸局と協力し、人工知能(AI)を組み込んだクルーズ・コントロール・システムを公道で実験したと発表した。 コンソーシアムは2022年9月末に稼働したテストベッド「I-24 Mobility Technology Interstate Observation Network(I-24 MOTION)」を使った大規模実験を、2022年11月14~18日に実施した。I-24 MOTIONは、テネシー州ナッシュビル付近の州間高速道路24号線の約8kmに渡る区間に、約300個の超高解像度カメラを設置し、年間2億6000万マイル(約4億1843万km)の車両軌跡データを収集できるシステムである。自治体や自動車メーカーは、開発中の高度な
いつのまにか高速道路の案内板に謎のアルファベットと数字が付いてる! ナンバリングの意味と5つのルールとは (1/2ページ) この記事をまとめると■高速道路や都市高速の案内表示板にアルファベットと数字がついている ■これは「高速道路ナンバリング」によるもの ■ナンバリングに定められた5つのルールを解説する もともとインバウンドを考慮した施策 高速道路や都市高速のジャンクションなどで見かける案内表示板に、いつの頃から謎のアルファベットと数字がついていることに気付いているだろうか。 たとえば、東名高速であれば「E1」というアルファベットと数字による番号が割り振られている。しかも、この番号は路線ごとについているわけではない。「E1」であれば東名高速から名神高速までを指している。道路網として認識しやすい設定となっているのだ。 これは、国土交通省が進めた『高速道路ナンバリング』によるものだ。 高速道路
まず研究チームは、自動車のフロントバンパーにモーター駆動で視線を動かせる目を取り付けた実験車両を製作。車両が走行、停止する様子を道路を横断しようとする歩行者の視点で撮影した。実験では歩行者が急いで自動運転車の前を横断する場面を想定。実験参加者が歩行者となり、道路を渡るべきか止まるべきかをVR動画を見てもらうことで判断させた。この際、車両の目や視線の有無で結果が変わるのか検証した。 実験に参加した18~49歳の男女各9人(計18人)の結果を評価したところ、目の付いた車両で視線を向けると危険な道路横断を低減できる可能性があると分かったという。 車両からの視線がある場合、男性歩行者は危険な道路横断(車両が通過しようとしている状況での横断)が減少し、女性歩行者は安全な状況(車両が停止しようとしている状態)での無駄な停止が減るなど、性別による行動の差異を示したとしている。 動運転車に目を実装するアイ
投稿日: 2022年9月15日 17:30 TEXT: 御堀直嗣 PHOTO: WEB CARTOP/メルセデス・ベンツ/ホンダ/日産 この記事をまとめると■技術の進歩によってさまざまな便利な機能が開発されている ■その一方で、技術的にはクリアできていてもなかなか実用化できない機能もある ■最先端技術の実用化には、法律やインフラの整備など解決すべき課題も多い 海外では実用化されているのに日本には導入できないジレンマ 21世紀に入って22年が経った。この間、スマートフォンなどを含め、情報通信の進化と環境やエネルギーの課題、また事故ゼロを目指すさらなる安全の向上などの期待とともに、先進技術の開発が続けられている。だが、同時に、なかなか実用化しないと、じれったさを覚えるところもあるだろう。 メルセデス・ベンツは、4年ほど前に、運転者への情報提供のひとつとして、路面にインフォメーションを映し出す技
サンフランシスコ市では、自転車専用道路を市内インフラの一部として増設する計画が立てられました。しかし、新型コロナウイルスの流行で市の予算が大幅に見直された結果、自転車と自動車の共用車線を示す「シャロウ」が新しく検討されているそうです。 Sharrows, the bicycle infrastructure that doesn’t work and nobody wants - macwright.com https://macwright.com/2020/12/04/sharrows.html シャロウ(Sharrow)は、以下のように自転車と矢印を組み合わせた道路標識で、「Share(共有する)」と「Arrow(矢印)」を組み合わせて名付けられています。 by Jess J デンバー市の自転車計画担当者であるジェームズ・マッケイ氏によって1993年に考案されたシャロウは、自転車が車
KDDI、日本交通ホールディングス(HD)子会社のMobility Technologies(東京都千代田区)など5社は10月9日、自動運転タクシーを公道で走行させる実験を行うと発表した。ドライバーが乗車する自動運転車の他、ドライバー不在の遠隔操作車両も走らせるとしている。 5GやLTE通信を活用し、KDDI新宿ビルにいる操作者が自動運転システムを使いながら車両を走らせるという。無人の自動走行車はKDDI新宿ビルと京王プラザホテルを発着する。ドライバーが乗車する自動走行車は、東京都庁を回って新宿中央公園まで走行するという。期間は11月5日から8日まで。 実験で協業するのはKDDI、Mobility Technologiesの他、自動運転技術ベンチャーのティアフォー(東京都品川区)、損害保険ジャパン、3次元地図開発のアイサンテクノロジー(名古屋市)の5社。 KDDIが5GやLTE通信基盤の提
濃霧の中でも、車載のカメラで周囲の車両やガードレールなどを認識し、リアルタイムに車内のディスプレイに表示する──NTTコミュニケーションズ(NTT Com)などは2月12日、そんな実証実験を大分県で実施したと発表した。 熱を検知するサーマルカメラと4Kカメラで撮影した画像を、4G LTEか5G回線を介してクラウドに送信。クラウド上の画像認識エンジンで、前方を走る車両、高速道路の白線、ガードレールなどを認識する。その結果を運転席のディスプレイに表示し、ドライバーの運転を手助けする。 実験は東九州自動車道(1月28日)と昭和電工ドーム大分(2月6~7日、12日)の2カ所で実施。NTT Comの他、大分県、オートバックスセブン、大分交通、NTTドコモ九州支社が参加した。結果を踏まえ、「濃霧の高速道路でも安全に走行できる運転補助システムを確立する」(NTT Com)としている。 関連記事 AI搭載
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