Metaが2023年10月10日に発売したMeta Quest 3は、高画質のRGBカメラを2基搭載し、ヘッドセットをつけたまま周囲の状況を見ることができるパススルー映像が高解像度かつフルカラーで見られるようになりました。そのため、MetaはQuest 3をVR(仮想現実)というよりもむしろMR(複合現実)のデバイスとしてアピールしています。本当にパススルーがフルカラーになっただけでMRを体験できるのかを確かめるため、実際にQuest 3でMRコンテンツを体験してみました。 Meta Quest 3: 複合現実を体験できる新しいVRヘッドセット - 購入する | Meta Store https://www.meta.com/jp/quest/quest-3/ Quest 3の開封と外観については以下の記事でチェックしています。 PC接続不要でVRだけではなくMR(複合現実)も楽しめるMe
キヤノン株式会社は、森ビル株式会社、株式会社バスキュール、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下:日本IBM)と協業し、2023年10月6日に開業する虎ノ門ヒルズステーションタワー8Fに、ボリュメトリックビデオスタジオを開設する。 今後、さまざまな企業やクリエイターとのコラボレーションによるXR(VR・AR・MR)コンテンツの企画・制作・配信を通して、映像体験のさらなる価値向上を図るとしている。 ボリュメトリックビデオ技術とは、複数のカメラで同時撮影した画像から、空間全体を3Dデータ化する技術だ。空間内をあらゆる位置・角度から捉える自由なカメラワークで、これまでにない映像表現を可能にする。キヤノンは撮影から映像生成までをリアルタイムに行うことが可能なため、現在、スポーツ中継や音楽のライブ配信、テレビCMの制作など、幅広い用途で活用されている。 今回協業する4社は、森ビルが立ち上げた「クリエイテ
2023年10月15日に、渋谷で「AIR RACE X(エアレース エックス)」が開催される。「エアレース」、つまり飛行機を使った競技だが、東京のど真ん中でどのようにして競い合うのだろうか。世界が注目するAIR RACE Xの仕組みや魅力、開催の背景に迫る。 パイロットの飛行データをARで映像化 これまでに行なわれていた「エアレース」は、実際に現地で飛行機を飛ばす形で開催されていた。しかし、AIR RACE Xでは、実際にその場所で飛行機を飛ばすのではなく、各パイロットは世界各地の拠点でフライトを行なう。そこで取得したフライトデータをAR(拡張現実)技術によって映像化し、開催地に投影する仕組みだ。 実際のフライトとARを融合させたレースフォーマットは「デジタルラウンド」と呼ばれており、6日間の予選と1日で行なわれる決勝トーナメントで構成されている。このうち、「デジタルラウンド決勝トーナメン
ゲームの刺激や衝撃を肉体で感じよう! 触覚フィードバックシャツ2023.07.29 09:00 岡本玄介 ダメージ喰らわないようにプレイしないと! VR(バーチャル・リアリティー)内のデジタルな世界をフィジカルな肉体でも感じようと、世界では触覚フィードバック装置を備えたグローブやスーツがアレコレ開発されています。 素肌に着るだけの装置見た目はただのスポーツ用シャツという感じの「OWO Skin」は、胸や腹など10カ所に無線接続の触覚フィードバック装置があり、ゲーム内での刺激や衝撃をそのまま体験できます。 ゴツいメカに身を包むのではなく、素肌に着るだけなので超お手軽です。 Video: OWO/YouTubeアサクリ仕様のデザイン「OWO Skin」は、10月12日発売予定のゲーム『アサシン クリード ミラージュ』とのコラボにより、主人公バシムがゲーム内で受ける衝撃や刺激を、ユーザー自身も「
アップルの新コンセプトコンピュータ「Apple Vision Pro」。6月の開発者イベント「WWDC」は本来ならば、年末に向けて多くのユーザーが存在するiPhone、iPad、Macの近未来を占う上で重要な情報が出てくるイベントだが、今回はまだ誰も見たことがない地平を切りひらく覚悟を、アップルが見せた。 身近な話題でいえば、まだ多くのユーザーが存在するだろうiPhone 8やiPhone Xが新OSのアップデート対象外となることや、それ以外の新しい機種がどれほどソフトウェアの力でより使いやすくなるのかの方が興味深いはずだ。実際にニュースの閲覧数も多い。 しかし米カリフォルニア州クパチーノにあるアップル本社で、Vision Proのコンセプトに触れ、さらにその体験をしてみると、頭の中からこの新しいコンピュータが離れなくなる。 この製品がどのようなスペック、構造、技術でできているかは、多くの
2023年6月6日(日本時間)に開催されたAppleの開発者向けカンファレンス「WWDC23」の基調講演で、Apple初のMRヘッドセットである「Vision Pro」が発表されました。AppleはこのVision Proで現実空間上にアプリケーションのウィンドウやコンテンツを表示する「空間コンピューティング」を提唱しており、開発者が知っておくべき空間コンピューティングのUI設計についてAppleのデザインチームが解説しています。 Design for spatial user interfaces - WWDC23 - Videos - Apple Developer https://developer.apple.com/videos/play/wwdc2023/10076/ Vision Proに搭載されるvisionOSでは、アプリアイコンが立体的に表現されるのが大きな特徴。 アプ
Appleが2023年6月に開催された開発者向けカンファレンス「WWDC23」で発表したMRヘッドセット「Vision Pro」について、VRデバイスのMeta Quest 3を発表したMetaのマーク・ザッカーバーグCEOが「AppleのVision Proは、Metaがすでに探求を終えた技術を用いた大きなブレイクスルーのないプロダクトで、ユーザーがデバイスをどう使うかというビジョンについては私が望むものではありません」とコメントしたと報じられています。 Here’s what Mark Zuckerberg thinks about Apple’s Vision Pro - The Verge https://www.theverge.com/2023/6/8/23754239/mark-zuckerberg-meta-apple-vision-pro-headset After a
Appleがうわさ通り、「ARデバイス」を発表した。「Apple Vision Pro」だ。6月5日(現地時間)のWWDC基調講演で発表されたが、やはりインパクトは大きかった。 短時間だが体験することができた。正直な感想として「これはすごい」。公開されたビデオは、決して「PV詐欺」ではない。 「Appleが開発した初の空間コンピュータ」という触れ込みのVision Proは、過去の「VR機器」とどう違うのか? 体験から感じた市場変化の可能性を考えてみよう。 なお、体験時には写真撮影などが許可されなかったため、実機は別の場所で撮影したものであり、その他は基調講演で公開された映像からの抜粋である。 VRではなく「空間コンピュータ」 Vision Proは非常に洗練されたデザインになっている。特にフロントのカバーガラスは美しい。 一方、全体的な「カタチ」を考えると、ここ2年で広がった「VR機器」
最大100インチの画面でマルチタスクし放題! コンピューターで仕事をするなら、ディスプレイが必要不可欠です。VRゴーグルを使って、仮想現実内に画面を並べる方法もありますが、機材や環境を整えるのが高いハードルですよね。 ARゴーグル専用ノートPCイスラエル発、世界初のARラップトップ「Spacetop」は、最初からディスプレイがなくARゴーグルが付属します。 複数の画面を宙に浮かせてマルチタスキングが超お手軽。現実世界が透けて見えるので、誰かが近付いてきてもすぐ対応できます。 Video: Sightful / YouTubeカフェや飛行機など場所を選ばないゴーグルがあっても、カバーでキーボードも覆ってしまうので持ち運びは簡単。ゴーグル用の凹みもあるので、顔から外したときの置き場所に困ることはありません。 Video: Sightful / YouTube独自OSでキャンバスを複数展開OSは
ジーンと相互技研は4月26日、文化財の新しい鑑賞スタイルを実現するVRアプリケーション「日本文化財VRミュージアム」について、配信プラットフォーム「Steam」を通じて無料配信を開始したと発表した。 日本文化財VRミュージアムは、日本全国各地のさまざまな文化財について、フォトグラメトリにより超高精細に3Dモデル化。実際の博物館では触ることができず、置かれた状態でしか観賞できない数々の文化財について、まるで手に持つように裏側や内部など、さまざまな角度からみることが可能。 また、懐中電灯やルーペ、断面表示器などを駆使して、現実にはできない詳細な観察にも対応するという。 現在は、アプリケーション内に手裏剣など忍者道具を展示する「岩櫃真田忍者ミュージアム にんぱくルーム」、縄文土器を展示する「山梨県立考古博物館ルーム」、石棒を中心に展示する「飛騨みやがわ考古民俗館ルーム」、元寇船を展示する「元寇船
ソニーグループは4月3日、センシング、AI、デジタル仮想空間領域で革新的な研究を推進する「株式会社ソニーリサーチ」を設立したと発表した。R&D体制を強化し、ソニーの AI・データドリブン企業への変革を支援していくという。 ソニーリサーチの代表取締役CEOには、ソニーグループ 専務兼CTOの北野宏明氏が就任。2020年に設立した「株式会社ソニーAI」がベースになっており、当初は、センシング、AI、デジタル仮想空間の分野に注力していくとのこと。 北野氏は「ソニーの Purpose(存在意義)は『クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。』ことです。これを実現するためには、ソニーの AI・データドリブン企業への変革を加速し、ソニーのビジネスを支えるテクノロジーの革新と創造を続けていくことが必要です。Sony Researchは、センシング、AI、デジタル仮想空間などの分野におけ
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