Intelは米国時間1月22日、一部のプロセッサに対するアップデート適用に待ったをかけ、スマートフォンおよびコンピュータのメーカー、ならびにユーザーに対して、パッチによる予期せぬ再起動の原因に関する調査が終わるまで、システムのアップデートを見合わせるよう求めた。 Intelは、メーカーとユーザーに対して、「再起動など、予期せぬシステムの挙動を予想以上に引き起こす可能性があるため、現行バージョンの導入を控える」ことを推奨する、と同社エグゼクティブバイスプレジデントのNavin Shenoy氏はブログで述べている。 問題のアップデートは、CPUの設計上の脆弱性「Spectre」および「Meltdown」を修正するのが目的だったが、そのアップデート自体が多くの問題を引き起こすため、当面はインストールすべきでないというのがIntelの見解だ。 Intelは、パッチによってチップの性能が低下する懸念