日本航空(JAL/JL、9201)は11月1日、英国で乗務前の男性副操縦士(42)が現地警察に身柄を拘束されたと発表した。飲酒による英国法違反で、乗務前に社内で行われたアルコールの呼気検査では検出されなかったが、航空機へ送迎するバスの運転手がアルコール臭を感じ、警察がアルコールの血中濃度を調べたところ、英国の法令に定められた規定値の9.5倍となるアルコールが検出された。 副操縦士が飲酒で拘束されたことを謝罪するJALの進俊則専務(左から2人目)ら=18年11月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire 副操縦士が乗務予定だったのは、ロンドンを現地時間10月28日午後7時(日本時間29日午前4時)発の羽田行きJL44便(ボーイング777-300ER型機、登録番号JA733J)。乗客250人と乗員15人(パイロット2人、客室乗務員13人)を乗せた同便は