初めて一般公開された女学生の日誌。「フートボール」と何度も書かれている=香川県丸亀市立資料館で2019年7月11日、山口桂子撮影 国内女子サッカー発祥の地とされる香川県丸亀市の県立丸亀高等女学校(現丸亀高校)の女学生が、明治時代にサッカーをしていたことを記した日誌が見つかり、市立資料館(同市一番丁)で初公開されている。丸亀高校の元校長で、同校の女子サッカーの歴史研究を続ける馬場康弘さん(67)は「当時の女学生の心情も分かる貴重な史料」と話す。 日誌は市内の男性が昨年、丸亀高校に寄贈した。1911(明治44)~12(同45)年ごろ、丸亀高等女学校の3年生だった船橋みのりさんが記したもので、