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ブックマーク / www.jst.go.jp (2)

  • 共同発表:次世代時間標準「光格子時計」の高精度化に成功~2台の時計が宇宙年齢138億年で1秒も狂わない再現性を実証~

    <研究の背景と経緯> 高精度な原子時計は、精密計測の要として科学技術の発展を支えるだけでなく、衛星搭載によるナビゲーションシステムや地球規模での高速大容量ネットワーク通信の構築など、現代社会を支える基盤技術として、その重要性はますます高まっています。現在の「秒」は、セシウム原子が選択的に吸収するマイクロ波の周波数を基準とする原子時計で定義されています。これに基づく国際原子時は、およそ1×10-15(3000万年に1秒のずれ)の不確かさで、世界中で共有されています。 光速(c )、電荷素量(e )やプランク定数(h )など基礎物理定数が定数であるなら、それらによって記述される原子に固有な振動数も定数のはずです。そこで、この「原子の振り子」の振動数を数えて、(不変な)時を刻もうとするのが原子時計のコンセプトです。このため、正確な原子時計を作るには、原子に固有の振動数を「正確」に計ることが重要で

  • 共同発表:飲食物由来の放射性ヨウ素およびセシウムによる東京都民への曝露量と発がんリスクの推定

    東京大学 生産技術研究所の沖 大幹 教授と東京大学 総括プロジェクト機構 「水の知」(サントリー)総括寄付講座の村上 道夫 特任講師の研究チームは、 地域別・日別、飲物グループ別の放射性物質濃度、各地域から東京への飲物の入荷量、各飲物の平均摂取量から、都民への飲物由来の放射性ヨウ素および放射性セシウムの曝露量を算出した。東日大震災に伴い、福島原子力発電所から放射性物質が放出され、飲物由来の放射性物質の曝露に伴う健康影響が懸念されている。研究により、東京都民への放射性物質の曝露量を飲物の種類別に経時的に定量化することができた。その上で、出荷制限および東京都による乳児へのボトル飲料水配布といった対策による曝露量の削減効果を推定した。さらに、飲物由来の放射性物質の摂取に伴う発がんリスク注1)の推定を行い、その他の環境汚染物質、自然由来の放射性物質の曝露に伴うリスクや事故や病気に

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