20歳のこの人物は、メッセージアプリ「テレグラム」で「サウスポート・ウェイク・アップ(サウスポートよ目を覚ませ)」というチャットグループを管理する一人で、「ミスターAG」というハンドルネームで知られていた。このチャットグループに放火マニュアルを投稿し、一番上に固定していた。
英イングランド北西部の海辺の町サウスポートで7月末、ダンス教室で3人の女の子が刺されて亡くなった。この事件は、イギリスが過去10年以上経験したことのない最悪の騒乱へと発展した。
日本サッカー協会(JFA)は19日、浦和レッズに対して2024シーズンの天皇杯参加資格剥奪とけん責の厳罰処分を発表した。 処分の原因となったのは8月2日の天皇杯4回戦・名古屋グランパス戦におけるサポーターの暴動事案。70人以上のサポーターが暴徒化し、フィールドへの飛び降りのほか名古屋サポーターと警備運営スタッフに対する暴力行為、立ち入り禁止区域への不正侵入などの試合運営管理規定に違反する行為が発生した。 JFAは観客、選手等の関係者及び警備運営関係者が身の危険を感じざるを得ない状況が約1時間続いたとした上で、浦和が同事案を防止できなかったこと、発生後に当該サポーターらを退去させるなどの適切な措置を講ずることができなかったことが天皇杯試合運営要項に違反すると認めた。 一方、暴動の発端は名古屋サポーターによる挑発との指摘も事件発生直後にSNS上で散見された。JFAは浦和から「相手チームのサポー
【7月3日 AFP】フランスで先週、交通違反の取り締まり中に17歳の少年が射殺された事件で、発砲した警官を支援する募金が3日までに98万6000ユーロ(約1億5600万円)超に上った。事件に対する抗議デモを発端に、仏全土で暴動が起きている。 極右メディアのコメンテーター、ジャン・メシア(Jean Messiha)氏が開設したオンライン募金に、これまでに4万人以上が寄付した。メシア氏は、反イスラムを公言する極右評論家で昨年の大統領選に出馬したエリック・ゼムール(Eric Zemmour)氏と親しい。 警官のために集まった額は、死亡したアルジェリア系のナエル・Mさんの遺族のために集まった募金18万9000ユーロ(約3000万円)を大きく上回っている。 ナエルさんの祖母は2日、ニュース専門放送BFMのインタビューで、孫を射殺した警官を支援する動きがあることについて「心を痛めている」と述べた。また
17歳少年が警察官に射殺された事件への抗議デモで、燃やされた車。仏北部ルーベで(2023年6月30日撮影)。(c)DENIS CHARLET / AFP 【7月1日 AFP】フランスで17歳の少年が警察官に射殺された事件への抗議デモが3夜連続で行われ、デモ隊の一部が暴徒化している件をめぐり、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は6月30日、子どもたちを暴動に参加させないよう保護者に呼び掛けるとともに、暴力的なテレビゲームに「依存」し、模倣している若者もいると主張した。 マクロン氏は安全保障と危機管理に関する会議を開催した後、抗議デモでの拘束者の約3分の1は「若いか、幼い」と指摘。 「彼らを自宅にとどめておくのは保護者の責任だ」「保護者の代わりをするのは国の仕事ではない」と訴えた。 さらに、ソーシャルメディア運営会社に対し、暴動に関連する「最もデリケートな」コンテン
インドネシア・東ジャワ州マランにあるカンジュルハン・スタジアムで発生した暴動後、男性を抱えて運ぶ人々(2022年10月1日撮影)。(c)AFP 【10月2日 AFP】(更新、写真追加)インドネシア・東ジャワ(East Java)州マラン(Malang)にあるカンジュルハン・スタジアム(Kanjuruhan Stadium)で1日に行われたサッカーの試合後、ピッチに侵入したファンに対して警察が催涙ガスを放ったことで人々が殺到し、少なくとも129人が死亡したと地元警察が発表した。また、けが人の数は180人となっている。 同国1部リーグのアレマ(Arema FC)はこの日、ペルセバヤ・スラバヤ(Persebaya Surabaya)に2-3で敗戦。すると、宿敵にホームでここ20年以上なかった敗戦を喫したことで、アレマのサポーターはピッチになだれ込んだ。 この騒ぎを「暴動」と位置づけた警察は、スタ
21-22メキシコ1部リーグ後期第9節、ケレタロFC対CFアトラス。スタンドで衝突するサポーター(2022年3月5日撮影)。(c)EDUARDO GOMEZ / AFP 【3月6日 AFP】5日に行われたサッカーメキシコ1部リーグのケレタロFC(Queretaro FC)対CFアトラス(CF Atlas)戦で、客席でファン同士の衝突が起こり、少なくとも22人が負傷した。衝突の範囲はピッチまで広がり、試合は中止となった。 ケレタロの本拠地コレヒドラ・スタジアム(Corregidora Stadium)で行われた試合は、60分過ぎに両チームのファン同士の衝突が発生。警備員は安全を確保するため観客をピッチに入れたが、一部のファンが暴行を続けたため、試合は中断を余儀なくされ、選手は控室に戻された。 ピッチ上ではファンが倒し合い、激しい暴行が繰り広げられる中で身を縮める人もいるなど、混沌(こんとん)
カザフスタンの最大都市アルマトイで、治安当局と衝突するデモ隊。AFPTVの映像より(2022年1月6日撮影)。(c)Alexander PLATONOV / AFPTV / AFP 【1月7日 AFP】カザフスタンの最大都市アルマトイ(Almaty)では6日、燃料高騰への抗議デモに端を発した騒乱が続き、街中に銃声が鳴り響いた。今回の騒乱ではこれまでに数十人が死亡、数千人が拘束されており、同日には事態収拾に向け、ロシアが主導する平和維持部隊が国内に入った。 アルマトイでは前日、デモ隊が複数の政府庁舎への突入を試みた。戦闘は続いており、AFP特派員は、中央広場の方から定期的に銃声が発せられるのを確認。地元メディアの報道によると、治安当局は同広場や主要な政府庁舎からデモ隊を排除したが、市内の他の場所でも銃声が聞こえたという情報がある。 ロシア国防省によると、カザフスタン政府の支援要請を受け、旧ソ
カザフスタン・アルマトイで燃料価格の高騰に抗議するデモ隊(2022年1月5日撮影)。(c)Abduaziz MADYAROV / AFP 【1月6日 AFP】ロシアが主導する旧ソ連諸国の集団安全保障条約機構(CSTO)は、デモ隊が暴徒化して混乱が続くカザフスタンを「安定」させるため、平和維持部隊を派遣すると発表した。また、大規模なデモが起きたのは「外部からの干渉」が原因だと非難した。 産油国のカザフスタンは長年、中央アジアの旧ソ連構成国で最も安定していると見なされてきたが、燃料価格の高騰に抗議するデモ隊が政府庁舎を襲撃するなど、この数十年で最大の危機に直面している。 カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ(Kassym-Jomart Tokayev)大統領は6日、国民に向けた演説で、「国外で幅広い訓練を受けたテロリスト集団」への対策をCSTOに要請したと述べた。 CSTO議長を務めるアル
タイ・クラビの刑務所から上がる火の手。AFPTVの映像より。タパコーン・シートーン氏提供(2021年12月17日撮影、同18日提供)。(c)AFP PHOTO / AFPTV / Courtesy of Thapakorn Srithong 【12月18日 AFP】タイ南部クラビ(Krabi)県の刑務所で17日、受刑者が放火し、火災が発生した。この刑務所では受刑者約400人が、16日夜から新型コロナウイルスの感染者の隔離を求めて暴動を起こしていた。 タイの刑務所は過密状態で知られており、新型コロナの感染拡大の抑制に苦慮している。矯正局によると、これまでに全国で8万7000人以上の受刑者が感染し、185人が死亡した。国内の受刑者28万1535人のうち93%近くはワクチン接種を済ませている。 クラビの刑務所には2100人以上が収容されており、約300人の陽性が確認されている。 受刑者は17日夕
米首都ワシントンの連邦議会議事堂前で警官隊と対峙(たいじ)する、極右団体プラウド・ボーイズのメンバーを自称する人物(2021年1月6日撮影、資料写真)。(c)ALEX EDELMAN / AFP 【12月15日 AFP】米首都ワシントン当局は14日、今年1月6日に起きたドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領支持者による連邦議会襲撃事件に関与したとして、2極右団体を提訴した。 同市のカール・ラシーン(Karl Racine)司法長官は、首都を「恐怖に陥れることを共謀した」として、プラウド・ボーイズ(Proud Boys)とオウス・キーパーズ(Oath Keepers)の2団体とその関係者30人以上を訴えたと説明した。 この訴訟は、他人の憲法上の権利を奪う共謀行為を取り締まるため19世紀に制定された法律に基づき行われた。同法は制定当初、白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン
英領北アイルランド・ベルファストで、燃やされたバスの残骸を撤去する市の職員ら(2021年4月8日撮影)。(c)PAUL FAITH / AFP 【4月8日 AFP】英・アイルランド両政府は8日、英領北アイルランドで火炎瓶などが用いられる激しい暴動が続いていることを強く非難した。また北アイルランド議会も同日緊急会合を開き、問題を協議した。 1週間前から続く暴動について識者らは、英国の欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット、Brexit)によって生じた経済的混乱をめぐる親英派の怒りに起因していると指摘している。 暴動が始まって以来、警官41人に加え、報道カメラマンとバスの運転手がけがをしていた。7日夜には、ベルファストで抗議者らがバスに放火。警察はさらに警官7人が負傷したと発表した。 「平和の壁」と呼ばれる、親アイルランド派と親英派のコミュニティーを分ける壁越しに火炎瓶が投げ込まれ、複数の門
フランス・リーグ1、オリンピック・マルセイユのホームスタジアム近くに出された横断幕。「会長(JHE)、マルセイユはお前を吐き捨てる」と記されている(2021年1月30日撮影)。(c) AFP 【1月31日 AFP】サッカーフランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)で30日、怒ったサポーターの集団が練習場に侵入して破壊行為などに及ぶ事件があった。これにより、同日予定されていたマルセイユ対レンヌ(Stade Rennes FC)の試合が延期となった。 事件を起こしたのは過激なサポーター集団の「ウルトラス」。クラブの上層部とチームの最近の成績に不満を持つウルトラスは、この日午後にマルセイユの練習施設の前に集まり、発煙筒や爆竹を投げ込んだ。 クラブは発表文で「数百人のウルトラスが、トップチームの施設などがある練習場に暴力を使って無理やり侵入した」と
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