ロシア軍のミサイル攻撃を受けて破壊されたウクライナ南部の村にある学校の教室/Bulent Kilic/AFP via Getty Images ウクライナ・キーウ(CNN) ウクライナでは新しい学年は祝福で始まる。子どもたちはおめかしをして、教師に花束をプレゼントする。 だが、幸せな1日にロシアの侵攻が影を落とす。学校に戻ってくる子どもたちのために、国内の教育施設は現在急ピッチで防空壕(ごう)や地下シェルターを建設している。 学校が9月の始業式に向けて準備を進める中、多くの教育者は学校が攻撃に遭っても生徒たちの身の安全を守り、保護者を安心させることができないという事実と格闘している。「我が国の学校は防衛施設としての使用を想定して設計されていない」と、ウクライナの教育行政監察員セルヒー・ホルバチョフ氏はCNNに語った。 首都キーウ郊外の緑豊かなイルピンでは、第17学校の校舎のあちこちが戦闘で