トルコの首都アンカラの郊外にある航空会社「トルコ航空宇宙産業」(TAI)で23日、襲撃があり、少なくとも5人が死亡、22人が負傷した。当局が明らかにした。 アリ・イェルリカヤ内相は、女性と男性の2人の襲撃者が「無効化」されたと発表。クルド人の反政府組織「クルド労働者党」(PKK)が襲撃に関わった可能性が高いとした。
トルコの首都アンカラの郊外にある航空会社「トルコ航空宇宙産業」(TAI)で23日、襲撃があり、少なくとも5人が死亡、22人が負傷した。当局が明らかにした。 アリ・イェルリカヤ内相は、女性と男性の2人の襲撃者が「無効化」されたと発表。クルド人の反政府組織「クルド労働者党」(PKK)が襲撃に関わった可能性が高いとした。
【10月18日 AFP】トルコ・コンヤ(Konya)県で農業を営むファティ・シクさん(45)は、地面に突然大きな穴が開いてのみ込まれてしまう恐れがあると知りつつも、トラクターでトウモロコシ畑を耕し続ける。 農業が盛んなコンヤ県はトルコの「パンかご」とも呼ばれる。地元カラプナル(Karapinar)出身のシクさんの土地には巨大な陥没穴がすでに二つある。 シクさんはAFPに「どこに穴が開くかわからない。そのことばかり考えている。穴に落ちて死んでしまうのではないかと不安だ」と話す。 「でも働かなければ家族が飢えてしまう」 コンヤ県のあるアナトリア(Anatolia)半島の中部一帯には、何世紀も前から陥没穴が存在しているが、近年、その数が急増している。専門家は、度重なる干ばつとそれに伴い農業潅水で地下水を過剰に利用していることがその背景にあると指摘する。 陥没穴は深く、中にはその深さが50メートル
ジェスチャーで物議を醸したトルコ代表のデミラル選手に2試合の出場停止処分が下った/Ronny Hartmann/AFP/Getty Images (CNN) 欧州サッカー連盟(UEFA)は5日、トルコ代表のディフェンダー、メリフ・デミラル選手に2試合の出場停止処分を科すと発表した。同選手はドイツで開催中の欧州選手権(ユーロ2024)16強のオーストリア戦で勝利した際、トルコ国内の過激な右翼組織との関連が疑われるジェスチャーで喜びを表し、物議を醸していた。 トルコは2日に行われた16強の試合でオーストリアに2—1で勝利した。2ゴールを決めたメリフ・デミラル選手は腕を上へ伸ばし、両手の人差し指と小指を立てて喜びを表現したが、これは「ウルフ・サリュート」の名で知られるジェスチャーで、トルコの右翼過激派組織「灰色の狼」と関係があるとされる。 トルコは6日、準々決勝でオランダと対戦する。 UEFAは
F16戦闘機。米空軍提供(撮影日不明、2002年1月10日提供、資料写真)。(c)AFP PHOTO / US AIR FORCE / HANDOUT 【1月27日 AFP】米政府は26日、長きにわたる交渉の末、トルコへのF16戦闘機40機の売却を承認し、法律に従って議会に通知したと発表した。トルコがスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を承認したのを受けての措置。 売却総額は230億ドル(約3兆4000億円)に上り、トルコが既に保有している79機の改修も行う。 米当局者は、同国はスウェーデンのNATO加盟を承認するトルコの文書が首都ワシントンに到着するまでF16の売却を認めなかったとして、交渉は非常にデリケートなものだったと主張した。 ベン・カーディン(Ben Cardin)上院外交委員長(民主党)は26日、トルコへのF16の売却を許可する方針だが、「安易に結論を出したわけではな
スウェーデンのNATO加盟承認法案の採決のため招集されたトルコ議会本会議の様子(2024年1月23日撮影)。(c)Adem ALTAN / AFP 【1月24日 AFP】トルコ議会は23日、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を承認する法案の採決を行い、賛成多数で可決した。未批准はハンガリーのみとなる。 採決では賛成が287票に上り、反対は55票にとどまった。今後、レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領が署名すれば、手続きは完了する。署名は数日中の見込み。 スウェーデンのウルフ・クリステション(Ulf Kristersson)首相は「きょう、わが国はNATOの正式加盟国に一歩近づいた」と歓迎した。同国の加盟が実現すれば、NATOは32か国体制となる。 スウェーデンとフィンランドはロシアによるウクライナ侵攻開始を受け、2022年にNATO加
トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2023年7月7日撮影)。(c)OZAN KOSE / AFP 【7月10日 AFP】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は10日、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟について、長年停滞しているトルコの欧州連合(EU)加盟交渉が再開すれば支持すると述べた。 11日からリトアニアで開催されるNATO首脳会議に出席するエルドアン氏は、テレビ放送された出発前のインタビューで、「まずトルコのEU加盟への道を開いてほしい。そうすればわれわれは、フィンランドに対してそうしたように、スウェーデンの(NATO加盟への)道を開くだろう」と述べた。 またエルドアン氏は、9日にジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領と電話会談を行った際にも、この要求を伝えたと明らかにした。 トルコは1987年、EU
画像説明, トルコ軍はシリア北部で、ジハーディスト(イスラム聖戦主義者)勢力に対抗している。画像はシリア国内でのトルコ軍とロシア軍によるパトロールの様子
トルコ・アンカラで記者会見に臨むトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2023年3月29日撮影)。(c)Adem ALTAN / AFP 【3月31日 AFP】トルコ議会は30日、フィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟議定書を批准した。関係者によると早ければ来週にも手続きが完了し、フィンランドは31か国目の加盟国となる。 NATO加盟には全加盟国の議定書批准が必要。フィンランドの加盟申請は、27日にハンガリーが批准したことでトルコの批准を待つのみとなっていた。 フィンランドのサウリ・ニーニスト(Sauli Niinisto)大統領はツイッター(Twitter)への投稿で、NATO加盟国の「信頼と支持」に謝意を示した。 ロシアと全長1300キロの国境を接するフィンランドは昨年、ロシアのウクライナ侵攻を受け、スウェーデンと共に数十年にわたる軍事的非同盟政策を転換し、NATOへの
(CNN) 緑豊かなオリーブ園が先週のトルコでの大地震で真っ二つに割れ、幅約300メートルの谷が出現する事態となった。 オリーブ園が二分される驚くべき光景が出現したのは、シリアと国境を接するトルコ南西部のアルトゥノジュ地区。とがった岩肌をむき出しにした、砂色の峡谷を思わせる割れ目は、深さ40メートル以上に達する。 亀裂の発生は、6日に発生した地震の凄まじい威力を改めて示すものだ。マグニチュード(M)7.8の地震によりシリアとトルコの両国で合わせて数万人が死亡し、複数の市街では全域が崩壊する被害が出た。 亀裂の近くに住む男性は地元メディアの取材に答え、地震発生時に「信じられない轟音(ごうおん)」が鳴り響いたと説明。「戦場のような音で目が覚めた」と振り返った。 男性は将来の危険の可能性について、専門家による調査を求めている。もう少し亀裂の位置がずれていれば、1000棟の家屋が立つ町の中央部が地
シリア北西部ラタキア県ジャブレにあるモスク(イスラム礼拝所)に避難した人々(2023年2月12日撮影)。(c)Karim SAHIB / AFP 【2月13日 AFP】国連(UN)幹部は13日、トルコとシリアを襲ったマグニチュード(M)7.8の地震について、シリア北西部の反体制派支配地域への支援の失敗を認めた。一方、両国合わせた死者は3万3000人を超えたとし、さらに増える見通しだと警告した。 国連人道問題調整事務所(OCHA)のマーティン・グリフィス(Martin Griffiths)事務次長(人道問題担当)はツイッター(Twitter)で、救援物資を積んだ国連の輸送隊がトルコ経由でシリア北西部に到着したが、家屋を失った被災者は数百万人に上り、さらなる物資が必要だと指摘。 また「シリア北西部の被災者支援はこれまでのところ失敗している。見捨てられたと思われても仕方がない。国際支援を求めてい
トルコ南東部で発生し、トルコとシリアに甚大な被害をもたらした地震では、多くの建物が倒壊した。その中には、耐震性能をうたう比較的新しいものも含まれた。真新しいマンションが崩れた様子に、トルコ国内では怒りの声が上がっている。BBCは、がれきと化した新しい建物3棟に注目し、その安全性について調べた。 マグニチュード(M)7.8と7.5の2つの地震が6日未明と同日午後にトルコ南東部で発生し、トルコ南部とシリア北部にまたがる広い地域で数千棟の様々な建物が倒壊。2万人以上が死亡した。
(CNN) 大地震に見舞われたトルコで政府の対応に批判の声が出ている。エルドアン大統領は「不十分な点」があったことを認めたものの、政府は地震後の対応への怒りの声が強まるなか、ツイッターへのアクセスを制限した。今回の地震ではトルコとシリアで1万5000人以上が死亡している。 シリアとの国境に近いガジアンテップ県が6日未明に地震に襲われた後、救助隊は、凍てつく寒さのなか、がれきの中から生存者を救い出すために時間と戦っている。トルコの準備態勢に対する疑問が持ち上がるなか、世界保健機関(WHO)の直近の試算によれば、今回の地震で最大2300万人が被災した可能性がある。 ガジアンテップの市内には、かつて住宅がたっていた場所にがれきが積み上がっている。生存者の捜索が懸命に行われているなか、救急隊は、がれきにとらわれた住民の生命の兆候を確認すべく、一定の間隔を置きながら、周辺の人々や重機に対して、音を出
地震で被災したトルコ南部カフラマンマラシュ県で、建物の倒壊現場を視察するレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(中央、2023年2月8日撮影)。(c)Adem ALTAN / AFP 【2月9日 AFP】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は8日、南部で6日に発生したマグニチュード(M)7.8の地震への政府対応に「不備」があることを認めた。 エルドアン氏は、国内で最も多くの死者が出ている南部ハタイ(Hatay)県を訪問。現地から行ったテレビ演説で、政府は十分な救助・支援活動を行っていないとの批判に対し「もちろん不備はある。それは明白だが、今回のような災害に備えるのは不可能だ」と述べた。 AFPが取材した住民は、生存者を捜索するための装備や食料、テントなどの到着が遅いと怒りをあらわにした。被害の大きい地域では、がれきを素手で掘り、家族を探す人
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