なかお しんじ/アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から使っている。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、セキュリティ、オートモーティブ、教育関係と幅広いメディアをカバーする。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 3月18日(現地時間)、アリゾナでのUberの自動運転カーによる事故はなぜ起きたのか。事故発生以来、多くのメディアが取り上げ、専門家がコメントを寄せている。 Uberは、3月末に被害者遺族と和解した。また同時期にUberは、カリフォルニア州での自動運転カーのテスト走行に関する申請を
[ワシントン 19日 ロイター] - 米アリゾナ州で配車大手ウーバー・テクノロジーズ[UBER.UL]の自動運転車が衝突事故が起こし、女性1人が死亡した。完全な自動運転車の事故で死者が出たのは初めてで、業界は消費者からの安全面への信頼獲得や規制緩和の実現で正念場を迎えた。 自動運転車業界が以前から懸念していた事態が、規制緩和への取り組みを進める微妙なタイミングで現実になった。ウーバーとアルファベット傘下グーグル系のウェイモは16日、数週間以内に自動運転車の規制見直しを承認するよう求める書簡を上院議員に送ったばかりだった。 ウーバーやゼネラル・モーターズ(GM)、トヨタ自動車<7203.T>など自動車メーカーやハイテク企業は自動運転車技術に多額の投資を行っているが、その成否は免許を持つ人間が運転するという前提でつくられた現行の安全規則の大幅な見直しが実現するかどうかに掛かっている。
アリゾナ州テンペで米国時間3月19日早朝、女性がUberの自動運転車にはねられ、死亡した。自動運転車による公道での死亡事故が明らかになったのはこれが初めて。 テンペ警察によると、衝突当時、車両操作員が運転席に乗っていたが、車両は自動運転モードだったという。車両に乗客はいなかった。 「車両はカリーロードの少し南を北方向に走行中で、女性は横断歩道から外れて西から東の方向に車道を歩いて渡っていて、Uberの車両にはねられた」とテンペ警察は声明で述べ、「女性は近くの病院に搬送されたが、事故による負傷が原因で死亡した」とした。 警察によると、Uberは継続中の捜査に協力しているという。配車サービスを展開する同社は、フェニックス、ピッツバーグ、サンフランシスコ、トロントなど、同社車両を試験している全都市における自動運転走行を一時的に停止したことも認めた。 「犠牲者の家族に心からお悔やみを申し上げる」と
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