元兵庫県議の野々村竜太郎氏(48)による不自然な政務活動費(政活費)の支出問題で、野々村氏が県警捜査2課の任意聴取に対し、収支報告書(2011~13年度)で報告した345回の日帰り出張について「実際はほとんど行っていない」と説明していることが17日、捜査関係者への取材で分かった。 日帰り出張費を含め、約3年間に受け取った政活費1684万円の大半を実際には政務活動に使っていなかったことも判明。県警は詐欺と虚偽公文書作成・同行使容疑での立件も視野に調べている。 県警は今月11日以降、数回にわたって野々村氏を任意で聴取。その中で東京都や福岡市、城崎温泉(豊岡市)などに計345回にわたり日帰りの出張を繰り返し、政活費から計約800万円を支出していた点について、ほとんどが架空計上だったと認めたという。 同課のこれまでの捜査で、品名のない領収書を収支報告書に添付し「切手代」として計上した約250万円の
兵庫県西宮市選出の野々村竜太郎県議(47)(無所属)の不自然な政務活動費支出問題で、野々村県議が同県豊岡市の城崎温泉まで日帰りで往復したとする2013年9月2日は、大雨で神戸、大阪方面からの特急のほとんどが夕方まで運休していたことが分かった。 収支報告書には、特急料金にあたる額を記載していたが、特急での日帰りは極めて困難だった。 気象庁などの記録では、この日未明から県内中部を中心に大雨が降り、午前中、同県丹波市で1時間に88ミリの雨量を観測。播磨、丹波、但馬の各地域で住宅計230棟以上が浸水した。 このため、福知山方面経由で大阪から豊岡方面を結ぶ特急「こうのとり」は、始発から午後6時台にかけて、上下計15本以上が運休や部分運休した。姫路方面経由の特急「はまかぜ」も始発から午後6時台まで運休した。
兵庫県の野々村竜太郎県議(47)が2日午前、県政記者クラブ加盟各社に配布した申し入れの全文は次の通り。◇ 取材自粛申し入れについて 平素は県政広報活動にご協力いただきまして、誠にありがとうございます。 さて、6月30日における地元テレビ局のアポなし無許可取材申し込み等を受け、7月1日記者会見を行い、出席された全ての記者の質問に対して、3時間にも及ぶ時間の中で全てお答えし、質問が出尽くしたのを確認しましたので、以後の取材は受けない旨表明したところでありますが、本日午前7時30分ごろ、自宅まで押し寄せアポなし無許可取材申し込みがあり、議員活動はもちろん日常生活にも支障があり、心身ともに疲れ果て、自殺に追い込まれるのではないかと不安で一杯で、私本人はもとより、家族や親族にまで取材が過熱する恐れがあり、知人や友人をはじめ、近隣にお住まいの方々にまでご迷惑が及び大変心苦しく思っています。 そこで重
1年間に195回の日帰り出張をしたとして、兵庫県議会の野々村竜太郎県議(47)=西宮市選出・無所属=が昨年度の「政務活動費」から約300万円の交通費を支出していたことがわかった。支出報告書には、義務づけられている領収証の添付がなかった。 野々村氏は1日に神戸市内で開いた記者会見で「現地に行ったが、経路は覚えていない」と説明。「(領収証については)券売機で発行できるとは知らなかった」「相手との約束で(目的や会った人物は)話せない」と語った。 兵庫県は議員1人に年600万円の政活費を支給している。野々村氏が県議会事務局に出した報告書によると、日帰り出張は西宮市内から鉄道を使い、東京都内へ11回▽福岡県へ16回▽兵庫県豊岡市へ105回▽同県佐用町へ63回――におよび、切符代として計301万5160円が支出されていた。名目は「要請陳情等活動費」で、出張目的は書かれていなかった。11年度と12年度分
神戸市も舞台となるNHK大河ドラマ「平清盛」を「画面が汚い」と酷評した兵庫県の井戸敏三知事は23日の記者会見で、「特に瀬戸内海に船が浮かんでいる場面で、真っ青な海の色が出てこないようでは瀬戸内海と言えるのか、という話になりかねない。瀬戸内海の自然をきちっと映し出してほしい」と新たな注文を出した。井戸知事の「清盛」に関する発言は3度目。 井戸知事の発言を巡っては、今月18日に番組のチーフプロデューサーらNHK側が演出方法を変更しない方針を表明。これに対し、井戸知事は「今の段階で変えると言えば(NHK側の)全面敗北になるので変えないのだろう」と指摘。「世論が(画面を)『どうかな』と言うようになれば見直さざるを得なくなるので、そういう動きになることを期待している」と述べた。 神戸市内には21日、「清盛」をテーマにした展示施設がオープン。「平清盛の出自や成長過程を大胆に脚本化し、ドラマ化しているの
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