英科学誌ネイチャーはこの2日にSTAP細胞論文を撤回し、4日には今回の問題に関する分析記事を掲載した。同論文に関する不正は、日本中に大きな衝撃を与えたと同時に、大学や研究所での論文やレポートに多くの盗用や流用があることを改めて示した。 盗用とは他人の成果物を自分のもののように見せることで、剽窃(ひょうせつ)ともいう。流用とは画像などを本来とは別の目的に使うことで、実際にはないことをあったように見せる捏造(ねつぞう)の域に至りかねない。 インターネットの発達は、社会に非常に大きな利益をもたらしたが、その裏で大きな問題も引き起こしている。 ≪学生のレポート課題で多発≫ インターネットを使えば、世界中のデータ(実験・調査データ・音楽・画像など)や情報(提案・意見・分析結果・論文・レポートなど)が、いつでもどこでも極めて容易に入手できる。人類の財産を活用するという意味では素晴らしいことであるが、同
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