STAP細胞の論文問題で、理化学研究所の職員を対象にしたアンケート調査が実施され、STAP細胞の有無を調べる検証実験より、論文の疑義の調査を優先すべきだとする回答が約4割を占め、最多だったことが分かった。 理研関係者が17日、明らかにした。 アンケートは、理研の研究者でつくる「研究員会議」が、事務職員を含む全職員を対象に実施、966件の回答があった。理研が優先すべき対応では、「論文の疑義の調査」が41・9%で最も多かった。「検証実験と疑義の調査の同時並行」(35・4%)が続き、「検証実験の実施」は12・8%にとどまった。