【読売新聞】 東京五輪・パラリンピックのメイン会場だった国立競技場は今冬、天然芝のグラウンドが荒れる課題に悩まされた。サッカーやラグビーの利用頻度が増え、プレーによって傷んだ芝の回復が追いつかなかったためだ。国内のグラウンドキーパー
【読売新聞】 東京五輪・パラリンピックのメイン会場だった国立競技場は今冬、天然芝のグラウンドが荒れる課題に悩まされた。サッカーやラグビーの利用頻度が増え、プレーによって傷んだ芝の回復が追いつかなかったためだ。国内のグラウンドキーパー
2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の整備で、安倍晋三首相は22日、業者2チームから提案されていた設計・施工案のうち、「木と緑のスタジアム」を主なコンセプトにしたA案で建設することになったと発表した。その後に会見した遠藤利明五輪担当相は、これまで非公表だったA案の業者は、大成建設・梓設計・建築家の隈研吾氏で構成するチームだと明らかにした。 この日午前にあった政府の関係閣僚会議(議長・遠藤五輪相)で、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)の決定を了承。安倍首相は「工期やコストなどの要求に応える素晴らしい案だと考えている。世界の人々に感動を与えるスタジアム、そして次世代に誇れるレガシー(遺産)にする」と述べた。公表されたJSCの審査委員会(委員長=村上周三東京大名誉教授)の審査結果は、A案は610点、B案は602点。A案は特に工期短縮の項目で177点(B案は150
inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。 バックナンバー一覧 巨額の費用が問題となり、ゼロベースからの見直しとなった国立競技場の建て替え問題。それに伴い、同時進行していた周辺の神宮外苑一帯の再開発計画にも、見直しの余波が及んでいる。 そもそも神宮外苑は、景観保全のために、15メートルという高さ制限が設けられている。ところが、高さ70メートルの新国立競技場の建設が決まったことで、いわば“特例”という形で、容積率や高さ制限の緩和がなされた。それが、東京都都市整備局による「再開発等促進区」の適用だ。 そのきっかけとなったのが、2012年4月に行われた新競技場のデザインコンペの基準作りに向けた、「国立競技場将来構想ワーキンググループ(WG)」だ。 このWGにおいて都市整備局の技監が、「サブトラックは必ず
政府は28日午前、新国立競技場の建設計画で文部科学省の担当者だった久保公人スポーツ・青少年局長(58)が8月4日付で辞職する人事を発表した。 久保氏は定年まで1年半以上残しており、建設計画の白紙撤回など一連の混乱を受けた更迭人事とみられる。 下村文部科学相は28日午前の記者会見で、「後進に道を譲る意味の勇退だ。役人の人事を(職員が)自分で判断することは基本的にはありえない。大臣として判断した」と説明し、事実上の更迭であることを認めた。 久保氏は2012年1月から現職。新競技場の建設を巡っては、同省の責任者として建設主体となる日本スポーツ振興センターなど関係者との調整にあたっていた。同局長経験者は他の局長ポストに異動するのが通例だが、久保氏は定年前に退職し、後任には高橋道和・内閣官房教育再生実行会議担当室長が就く。 この問題では、野党から下村氏の辞任を求める声が強まっている。民主党の高木義明
「白紙」に戻った新国立競技場の建設計画を巡り、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は23日、英国在住の女性建築家、ザハ・ハディド氏事務所の担当者と面会し、正式に契約解除を伝えたことを明らかにした。 JSCによると、ハディド氏事務所の事務局長を務めるジム・ヘベリン氏が来日し、22日、JSCの河野一郎理事長が今回の経緯を説明して契約解除を伝えた。 ヘベリン氏はこの席で、「残念だ」と述べた上で、「これまでやってきたことを生かしたい」と、引き続き計画に参加する希望を伝えてきたという。 JSCによると、ハディド氏とは、デザイン監修料として計14億7000万円の契約を締結。今年度分1億7000万円のうち、1億500万円分は支払い義務が生ずるとしている。
総工費が2520億円に膨れあがり、迷走を続けた新国立競技場の建設計画が17日、首相の一声で振り出しに戻った。事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)には巨費投入に反対する抗議の電話が1週間で数百件も殺到。財源のめどが立たないまま計画を進めてきた文部科学省は重い空気に包まれた。東京都の舛添要一知事は「総工費を決める前に(見直しを)できなかったのか」などと強い口調で批判した。 都内のJSCの事務局では、首相が白紙撤回を表明した様子を報じる夕方のテレビ中継に 職員らが くぎ付けになったという。計画に関わってきた 職員 は「正直に言って涙が出る。ここに至るまでにも税金を使っている。(現計画を)前に進められなかったことが申し訳なく情けない」とつぶやいた。 事務局には抗議の電話が頻繁にかかる。 この職員は コストの検証が甘かったことが混乱を招いたと認め「(抗議電話で)首相の判断まで仰がなければいけ
【セントアンドルーズ(英)=風間徹也】国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は18日、ゴルフの全英オープンを開催中の英セントアンドルーズで記者会見し、2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の建設計画が白紙撤回されたことについて、「問題を先延ばしにせず決断したのは良かった」と評価した。 バッハ会長は五輪の競技場に求める条件について、「唯一の関心は選手と観客が使いやすい、最先端のスタジアムであること。デザインはあまり重要ではない」と語った。また、撤回の理由が建設費の高騰だったことについては「日本は妥当な金額で素晴らしい競技場を造ると確信している」と語り、5年後の五輪開催に問題はないという認識を示した。
東京(CNN) 安倍晋三首相は17日、建設費などをめぐり議論が巻き起こっていた2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場建設案について、計画を白紙に戻す方針を明らかにした。 焦点となっているのは、イラク出身の建築家、ザハ・ハディド氏のデザイン。巨大な自転車用ヘルメットのようだとして批判を受けたほか、建築費が約2500億円に高騰したことから、激しい議論の的となってきた。 安倍首相は17日、総理大臣官邸で記者団に対し「現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで計画を見直すと決断した」と言明。コストを最小限に抑えつつ最良のスタジアム建設を目指す意向を明らかにした。 安倍首相は計画見直しの理由として、現行デザインによるコスト高騰を挙げているが、ハディド氏の建築事務所の広報担当者は、コスト増大の原因はデザインではないと反論している。 安倍首相はまた、19年に日本で開催が予定されているラグ
安倍晋三首相は7月17日、2020年の東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとして使用予定の新国立競技場の建設計画を白紙に戻し、「ゼロベースで計画を見直す」と表明した。 現在の計画は、イラク出身の女性建築家であるザハ・ハディドさんのデザインに基づき作成された。鋼鉄製の2本の弓状の巨大な構造物「キールアーチ」を用いた斬新的なデザインだったが、そのキールアーチの建築に膨大な費用がかかることが判明。総工費は、当初の計画を数百億円以上も上回る2,520億円にまで膨張していた。この膨れ上がった総工費をめぐり、下村博文文科相が5月に舛添要一東京都知事に500億円の費用負担を要請し、舛添都知事が難色を示したという経緯もあった。 安倍首相は、五輪はアスリートや国民が主役であるとしたうえで、「皆さんに祝福される大会でないといけない」と発言。1カ月ほど前から計画の見直しを検討してきたことを明かした。だが、
[東京 17日 ロイター] - 安倍晋三首相は17日、2020年の東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設計画について「白紙に戻し、ゼロベースで計画を見直す」と表明した。19年のラグビー・ワールドカップ(W杯)は、工期が間に合わないため会場として使用しない方針も示した。 首相官邸で記者団に語った。新国立競技場の建設計画は総工費が当初と比べて2倍近くに膨らみ、批判が相次いでいた。安倍首相は、こうした状況から約1カ月前から計画の見直しを検討していたと説明。
東京(CNN) 2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設をめぐり、大きなアーチを備えたザハ・ハディド氏の現行のデザインが当初予想よりもはるかに費用がかかることなどから、建設を進めるべきか議論が続いている。 当初約1620億円とされた総工費は、大幅に引き上げられて2500億円が見込まれるという。 下村文部科学相は先ごろ、2019年開催のラグビーワールドカップ以前に完成可能であれば代替案も検討が可能との見方を示した。だが文科省関係者はその後、現行案で既にコスト削減のための見直しを行っていると言及。批判の多いアーチのデザインを中止した場合、ハディド氏のデザインとは言えなくなるとして、現状を維持する方向で検討中だと明らかにした。 7月初めまでには最終決定される見込みだという。 イラク出身のハディド氏の超モダンなデザインは国際コンペで選ばれた。だが、従来の競技場に比べ非常に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く