私は、「もう一度考え直す」のが仕事だと思っている。 【当事者主義、制度分析】 彼らは、「できたことにしてしまう」のが仕事だと思っている。 【専門家主義、商品化】 一緒にやれるわけがない。 追記(10月03日) 私はここで、《分析的な再素材化》と、《アリバイへの居直り》を対比させている。 弱者カテゴリーに居直る “当事者” は、関係者としてのリアルタイムの分析を拒否し、特権的アリバイを主張する*1。 その意味で、労働者よりは資本家に似ている。 「金はないが、分析を拒否して居直ってもいいことにしてしまう」。 アリバイがメタに確保され、ディテールの再検証と改編を逃れる。 私は、実情への理解と労働の態勢がメタに固定されることに、いわば身体的に激怒している。 現場にある生身の分節過程が否定され、そこにこそ疎外があるからだ*2。 労働過程の疎外を、労使関係に還元して悦に入っている限り、この話は見えてこ