「「終わりなき日常」今は 社会学者・宮台真司さんに聞く」http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201106270119.html 宮台真司の『終わりなき日常を生きろ』という本には2回言及している*1。それ以外にも「終わりなき日常」という言葉が言及されているエントリーが3つあった*2。それはそうとして、宮台氏が「終わりなき日常」という言葉を使っていたのは「96年までの約1年間だけ」だったのか。使わなくなった理由は(氏が言うように)渋谷から「『まったり』できる特別な空間が消え」ただけではないだろう。しかし、これについて詳論する余裕はここではない。「終わりなき日常」というのが重要だったのは(また今でも重要であるのは)、それが「日常」を終わらせ、「日常」がちゃらになった廃墟において(理想世界としての)ユートピアを立ち上げようとする終末論的思想の対