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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (18)

  • 財政破綻で巨大ゴキブリがナポリを占拠

    破産の末路 行政サービスが滞ると、世界有数の観光地もこの通り Ciro Messere-Reuters 巨大なゴキブリの姿を思い浮かべただけでむしずが走るタイプの人は、この記事を読まないほうがいい。イタリアのナポリを訪ねるのも、当分はやめたほうがいいだろう。今のナポリは巨大ゴキブリの大群に、文字どおり占領されているからだ。 市内の下水道で卵からかえった大量のゴキブリが地上に進出してきたのは今月上旬のこと。債務危機のあおりで清掃局の予算が削減されたため、この1年間は一度も下水の清掃や消毒をしなかったせいだ。 もともとナポリのゴミ収集システムは非効率で評判が悪く、ゴミの都と揶揄されてきた。しかも制度変更でゴミ収集車が早朝に来ることになったため、飲店などは夜中のうちにゴミを出さねばならない。結果、腐りかけのべ物が何時間も、下水溝の上に放置されることになった。しかも高温多湿。ゴキブリにとっては

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    ishikawa-kz 2012/08/25
    じゃあ大阪市環境局もがれき焼却埋立反対だっていって、ストライキやって市庁舎をゴキブリでオキュパイさせようず。
  • ウィキリークスが暴いた大企業御用達スパイ会社の正体 | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    政府や企業の機密情報を暴いて数々の騒動を巻き起こしてきた内部告発サイト、ウィキリークスが、新たな攻撃を開始した。 今度のターゲットは米民間調査会社ストラトフォー。ウィキリークスは今週、国際ハッカー集団「アノニマス」がストラトフォーから盗み出したという500万通もの電子メールを順次公開しはじめた。2月27日の初回公開分には、ストラトフォーが有名企業の依頼を受けてアメリカやカナダの活動家の動向を探ってきた様子が克明に記されている。 公開されたメールによると、ストラットフォーはコカコーラや米化学大手のダウ・ケミカルとユニオンカーバイドなどの依頼を受け、反グローバル化と反資主義を掲げるアメリカの活動団体「イエス・メン」や動物愛護団体PETA(動物の倫理的待遇を求める人々)の動向を監視していたという。 イエス・メンが監視対象にされたのは、1984年12月にインド中部ボパールで農薬工場から有毒ガスが

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    ishikawa-kz 2012/03/02
    「ストラットフォーはコカコーラや米化学大手のダウ・ケミカルとユニオンカーバイドなどの依頼を受け、反グローバル化と反資本主義を掲げるアメリカの活動団体「イエス・メン」や動物愛護団体PETAの動向を監視」
  • 史上最大の公共事業「除染」は税金を浪費する「霊感商法」だ

    福島第一原発事故の被災地で、自衛隊による除染作業が始まった。陸上自衛隊は7日から隊員計約900人を動員し、警戒区域や計画的避難区域で2週間かけて路面の洗浄や汚泥の除去などを行う。来年1月からは、民間業者を使って格的な除染作業が始まる。 並行して各自治体でも除染の準備作業が始まっているが、そのやり方はばらばらだ。11月に閣議決定された除染特別措置法では「事故による追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下となることを目指す」という基準が設けられたが、この基準で当に除染作業を始めると、膨大な地域が除染対象になるからだ。 追加線量が年間1ミリシーベルトということは、全国平均の自然放射線量1.5ミリシーベルトと合計して2.5ミリシーベルト。これは毎時0.28マイクロシーベルトだが、図のように毎時0.2マイクロシーベルト以上の線量を観測した地域は5000平方キロメートル以上ある。過去の除染の例とし

    史上最大の公共事業「除染」は税金を浪費する「霊感商法」だ
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    ishikawa-kz 2011/12/08
    通常とは違う理路を通って、除染を批判するある意味の離れ業。除染批判には賛成だが100ミリシーベルト以下は大丈夫と聞くと、原発作業員の白血病の労災認定の目安が年間5ミリシーベルトな意味がわからなくなる
  • 「小笠原ことば」だって貴重な文化遺産

    今週のコラムニスト:ダニエル・ロング 〔8月10・17日号掲載〕 ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界自然遺産登録によって、「小笠原」という文字が頻繁にニュースに登場するようになった。とはいえ、そこは東京から1000㌔離れた東京都。180年以上前の江戸時代から続く多言語・多文化・多民族の歴史についてはあまり知られていない。 私が小笠原に初めて行ったのは1997年。当時、大阪大学大学院で日の方言を研究していたが、指導教官の徳川先生に「英語と日語の両方が話せるロング君にしかできない研究があるよ」と教えていただいたのがきっかけだった。 小笠原には、1830年代に島に住み着いた先祖の血を引く欧米系島民が暮らしている。人生の半分以上を日で過ごした私は、複雑なアイデンティティーを持つ彼らに共感できるところがあった。しかし何よりも興味深かったのは、彼らが日常生活で用いている英語と日語が混在する

    「小笠原ことば」だって貴重な文化遺産
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2011/08/18
    これはすごく大事な記事だ。心震える。久々に心震えるぞ「独特な言語文化のルーツは英語と日本語だけでなく、太平洋諸島からの先住移民が運んできた単語にも多く見られる。」
  • 「なでしこ」勝利の意味するもの

    決勝戦でも延長前半にへディングシュートを決めた米国のエース、アビー・ワンバック選手は試合後の感想として「日の決して諦めない姿勢に感服しました。選手たちのことを日人は誇りに思うでしょう」と述べていました。また、オバマ大統領は2人の娘がサッカー選手だということで、家族4人でTV観戦している写真を公開すると同時に、日の勝利を称える声明を発表しています。 試合ですが、この欄での私の予想と結果的に同じ、つまり米国チームは走り続けて最後には運動量で互角になるという展開にはなりましたが、その中身は歴史に残る死闘というべき濃厚なものでした。勝因は2つ、1つは日の守備陣が120分とPKを徹底的に守り切ったということ、2つ目は、集中力と持久戦という点で、最後には日が米国を逆転したことだと思います。 ファインプレーは特に2つ特記できるように思います。1つ目は、前半28分まだまだ米国がシュートを打ち続け

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    ishikawa-kz 2011/07/18
    慧眼である「PKへ向かう直前の円陣で見せていた「なでしこ」ナインの表情には澄み切った輝きがありました。それは自信でもないし、開き直りでもない、自分たちが120分を戦い抜いた満足感であり、その先に」
  • 政治をダメにする「第4の権力」

    ぶら下がり会見に過剰な世論調査……政策軽視の風潮を生む新聞やテレビのあまりに近視眼的な政治報道。その末転倒で深刻過ぎる実態とは 先週の松龍復興相の放言問題による辞任と原発のストレステスト(安全性評価)をめぐる政権内部の足並みの乱れで、菅直人首相の早期退陣論は勢いを増すばかりだ。それでも当の菅は、与野党議員から早期辞任を迫られてもその時期を明らかにせず、「刀折れ、矢尽きるまでやる」と孤独なゲリラ戦を宣言している。 ただ菅を追い詰める野党も与党も、菅が辞任した後、代わりに誰が首相の座を引き継げば事態が好転するのかという問いには答えられていない。誰が首相になっても、もはや政治には何も期待できないという諦めの空気さえ広がっている。 90年代以降、小泉純一郎元首相を唯一の例外に日の政権はいずれも短命に終わった。この5年間に誕生した首相は5人。09年の政権交代で政治が安定し長期政権が生まれるとい

  • CNN向け「アリガトウCM」が「残念」な理由とは?

    東日大震災に対してアメリカは米軍を中心に多くの支援をしました。日政府として、これに謝意を示すのは良いことだと思います。また、このCM放映に際して日サイドのクリエーターの方が、政府の細かな注文や規制などに耐えてCMを作ったと察すると、安易に批判するのは失礼かもしれません。ですが、26日からケーブル局の「CNNヘッドライン」で放映の始まった、この「アリガトウCM」を評価することはできません。 そこには日の対外的な広報に見られる誤りの典型があるからです。厳粛な時に厳粛な意図で行われたことを批判するのは気が重いのですが、こういう時に学べなくては永遠に学べないと考え、あえて申し上げる次第です。 まず「顔」が見えません。 謝意を示す際に、一切「顔」の見える個人が出てこないというのは異様であるのと同時に主旨が伝わらない危険があります。「無名のネイティブ英語話者の声優」をナレーターに使っているのも

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    ishikawa-kz 2011/04/28
    「まず「顔」が見えません。/今からでも遅くないので、ナレーターを代え(例えば渡辺謙さんなど)、原稿を手直しし、放映局をCNNの本局に変えるべきです。大事なことには、どうか心を込めて欲しいのです」
  • 「それでも原発」ベトナムが賭ける訳

    の原発事故を受けて原発見直しの動きが高まるなか、ベトナムは計画どおり2020年までに初の原発を稼働させる構えだ。安全性を最優先するが、国内のエネルギー需要に対応するため、引き続き原子力エネルギーを推進するという。 外務省のウェブサイトにはこんな声明が掲載された。「原子力の安全性に関する問題はわが国の最優先課題の1つだ。とりわけ気候変動と自然災害、特に日を襲ったばかりの地震と津波を考えれば非常に重要だ」。ベトナムは日ロシアの協力を得て今後20年間で原発8基の建設を計画している。 一方、多くの国は違う反応を示した。アメリカでは原子力の安全性をめぐる議論の高まりを受け、原発計画を中断する動きが表面化。ドイツも、80年以前に稼働した原発7基の運転を一時停止すると発表した。 ベトナムでは地震こそ多くはないが、世界的な台風の常襲地帯。国連開発計画(UNDP)などによれば、ベトナムは気候変動の

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    ishikawa-kz 2011/04/27
    日本の現在を考えるうえでも、重要な記事だと思われる
  • 信念の写真家キャパの「置き土産」

    ニューヨークの国際写真センター(ICP)で、「メキシコの旅行カバン」という写真展を見た(来年1月9日まで開催)。 ぼんやりした照明の中、赤茶色の壁に張り出されたコンタクトシート(1のフィルムに撮影されている全写真の一覧)を101枚も見るのはひどく疲れる。だが、「伝説の写真家ロバート・キャパの幻のネガ」といった前宣伝を聞くと、どうしても見に行かなければという気持ちになる。実際、行ってみる価値はあった。ただし予想とは違う意味でだが。 第2次大戦中、ナチス占領下のフランスでメキシコ大使館付きの武官に小さな旅行カバンが預けられた。カバンには3つの箱が入っていて、スペイン内戦を撮影した写真のネガが収められていた。撮影したのはキャパとゲルダ・タロ(キャパの恋人)とデービッド・シーモア。フレッド・スタインがパリで撮影したフィルムも入っていた。戦後、武官がメキシコに持ち帰ったこの旅行カバンは、長い歳月を

    信念の写真家キャパの「置き土産」
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    ishikawa-kz 2011/04/27
    良い文章「「メキシコの旅行カバン」には、驚きも傑作もない。だが、キャパの明確な姿勢を思い出せてくれた点では大満足だ。たとえそのために拡大鏡が必要だったとしても」
  • 日本初の「ゲイ議員」が誕生

    統一地方選が終わったが、今回、日で初めて同性愛者であることを公言する「ゲイ議員」が誕生した。東京・豊島区議の石川大我と中野区議の石坂わたるだ。 性的少数者であるLGBT(レズビアンやゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の政治家としては、世田谷区議の上川あや(今回3期目の当選)が有名だ。彼女は生物学的な性別と人が自認する性別が一致しない性同一性障害で、戸籍の性別も男から女に変えている。 ニューズウィーク日版は06年、「ゲイ in Japan」という特集を掲載した。「ゲイ人」レイザーラモンが「ふぉ~~」とやっていた頃である。その時に取材をさせてもらったのが石川で、当時は何人かの仲間と一緒に、ピアフレンズというゲイの若者向けの友達作りイベントを開催していた(ピアフレンズは今はNPO法人となり、その輪もずいぶん広がっている)。 その後、NHKの番組に出演したり、千葉県の人権関係の委員を

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    ishikawa-kz 2011/04/27
    ニューズウィーク日本版は報じている。
  • 東電の原発の状況を「戦争」に例えるのは不適切ではないのか?

    東電原発事故の状況が一向に好転しない中、政府や東電の対応を見ていると、第二次大戦の敗戦に至った日的な組織の欠陥が繰り返されているのでは? 池田信夫氏がそのような観点から『失敗の質』というを参考にするよう勧めています。これは経営学者の野中郁次郎氏が、防衛大学の戦史研究家の戸部良一、寺義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀の各氏と行った共同研究で、旧日軍が組織として持っていた脆弱性を客観的に分析したです。 確かに今回の原発事故とその対策において、こうした「日的組織の脆弱性」を意識することは有効だと思います。正に、今読まれるべきだとも言えるでしょう。ですが、同時に今回の事態は「戦争」とは全く異なる問題だということも指摘しておきたいと思います。池田氏は勿論そんなことは言っていませんが、一部に「軍政を敷くべき」などという、妙な言論があるのが気になるからです。 まず、今回の事故の経緯に関

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    ishikawa-kz 2011/04/05
    その通り「どうして情報を公開しなくてはならないのかというと、そうでなくては、世論の政府やエネルギー政策への信頼が崩れるからであり、国際社会からの日本への信頼が崩れるからです」
  • 「ボランティアは押し掛けていい」

    今たくさん来られても困る──東日大震災後にそんな「ボランティア迷惑論」が広がっているが、当にそうなのか 被災者のために何かしたいが、何をしたらいいのか分からない──東日大地震から3週間以上が経つなか、こうした「善意のやり場に困った人」の話をよく耳にする。震災直後からひとり歩きし始めた「迷惑ボランティア」という言葉が、被災地に行って力になりたいという人を躊躇させているのだ。 実際のところ、今ボランティアが押し寄せたら、被災者にとって当に迷惑なのか。関西学院大学災害復興制度研究所長の室﨑益輝教授に、誌・小暮聡子が聞いた。 ──ボランティアを自粛する動きがあるが、実際のところ人数は足りているのか。 今回の被災地は阪神淡路大震災の何倍もの範囲に及ぶので、何倍ものボランティアが必要だ。にもかかわらず、ボランティアが集まってくるペースは阪神のときと同じか、もっと遅い。ここ数日で状況は少しずつ

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    ishikawa-kz 2011/04/05
    まあどっちの側面もあるんじゃない?
  • エジプト:軍とイスラム勢力にまつわる「誤解」

    一週間前、エジプトの反ムバーラク勢力が「怒りの日」に結集したときには、こうも急速に事態が展開するとは予想できなかった。3日ごとに組織される数十万規模のデモ、外出禁止にも従わず終日ムバーラク退陣を叫ぶ若者。米政権も現政権を見限り、30年間のムバーラク大統領の治世は終焉を迎えつつある。 「ムバーラク政権の独裁に反対する民衆に、軍も共感し、反政府勢力のムバーラク下ろしが勢いを増しているが、野党のなかで最も強力なイスラーム主義のムスリム同胞団が新体制下で支配的になり、イランのようになるから危険だ」――。これまでの報道振りをまとめると、こんな感じだろう。だが、このロジックに強い違和感を覚える。 第一は、軍に対する認識である。ムバーラク政権は、52年以来続いてきた紛うことなき軍事政権である。52年の共和制革命を担った主役として、以来軍は支配層の中核にあった。ムバーラク批判が強まるにつれて、軍が真っ先に

    エジプト:軍とイスラム勢力にまつわる「誤解」
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    ishikawa-kz 2011/02/02
    「この動乱と熱狂、興奮は、新しいワインを古い袋に入れて収拾されるのだろうか。」
  • 北朝鮮「権力闘争」が招いた砲撃事件

    横田孝(誌編集長・誌国際版東京特派員)、ジェリー・グオ、メリンダ・リウ(北京支局長)、クリストファー・ディッキー 北朝鮮韓国の島を砲撃し、ここ最近の歴史では初めて民間人の負傷者が出たことで、朝鮮半島は一気に緊迫モードに突入した。韓国北朝鮮がまた挑発すればミサイル基地を攻撃すると警告。韓国兵は2人が死亡、兵士15人が負傷。民間人も3人が傷を負い、23日に砲撃を受けた韓国領の延坪(ヨンピョン)島の住民は避難を始めた。 北朝鮮専門家たちに言わせれば、今回の砲撃はアメリカを対話に応じさせ、6カ国協議で譲歩を引き出すための脅迫らしい。大統領府の地下壕にある国家危機管理センターにこの日集まった韓国首脳たちもそう理解しているようだ。外務省のある高官は「彼らが考えていることは誰もはっきりと分からない。だが6カ国協議復帰が関係している可能性はある」と語った。 当にそうだろうか。北朝鮮アメリカを交

  • アメリカ高学歴エリートたたきの危うさ | アメリカ | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    中間選挙を前に、能力主義で逆境を克服し成功したオバマのようなエリートへの反発が噴出、政敵の格好の攻撃材料になっている 1958年、イギリスの社会学者で労働党の政治家マイケル・ヤングは、イギリスの支配階級が自らを解体し、あらゆる世襲権力を廃止し、その代わりに知能指数(IQ)に基づく「メリトクラシー(能力主義社会)」を作り出す未来を描いた(風刺小説『メリトクラシーの法則』)。 物語の中で、学問的才能に恵まれた労働者階級の人々は喜んでエリート層の一員となる。しかし才能がない人々はエリート層に対して、かつての貴族階級に対してよりさらに激しい恨みを抱く。2034年にはこの恨みが、暴力的で大衆迎合的なポピュリスト革命を引き起こし、メリトクラシーは一掃される。 当時からずっと、ヤングの小説アメリカに対する警鐘だと一部の人々は受け止めてきた。72年にアメリカの社会学者ダニエル・ベルはこの物語を引用し、驚

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    ishikawa-kz 2010/10/16
    「ジニーは、バージニア州のティーパーティーの集会で「我々の支配層は、自分たちは我々より物を知っていると思っている」と言って聴衆をわかせた。だが、いったい誰がその「エリート」の代わりをするというのか?」
  • ティーパーティーの正体 | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (2ページ目)

    広告塔 ティーパーティーの「顔」としてオバマに吠えまくるサラ・ペイリン前アラスカ州知事 Brian Snyder-Reuters 11月2日の中間選挙に向けて全米各州で民主・共和両党の候補者を決める予備選が相次いで行われるなか、もはや無視できない存在がある。草の根保守派連合「ティーパーティー」だ。 9月14日に行われたデラウェア州とニューヨーク州の予備選では、ティーパーティーが推す候補が共和党候補の座を勝ち取った。これに先立ち予備選が行われたケンタッキー州やネバダ州やアラスカ州でも、ティーパーティーが共和党主流派の大物候補を破った。 いったいティーパーティーとは何者で、何を求めているのか。 さまざまな調査や集会の参加者を見る限り、この運動の中心となっているのは「大きな政府」を嫌い、社会の変化に敵意を抱く中流層で中年の白人男性だ。その横顔は実のところ、過去の右派運動(78年の「カリフォルニア

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    ishikawa-kz 2010/10/16
    「ノスタルジーと怒り、そして現実に対する拒否反応は、自分の居場所を失うことや、国の指導権を誰かに譲ることに対する不安の表れ(略)不況の被害者ではないが、社会の変革で自分たちの立場が脅かされ…」
  • ドイツ徴兵制廃止の思わぬ副作用

    福祉と一体 国防費削減のための徴兵廃止が福祉の削減に直結? Thomas Peter-Reuters 高齢者介護施設で事時間のケアを担当する。幼稚園で園児を集合させる。外国の被災地に救援料を送る──。 ドイツでは毎年、9月から半年にわたって6万人以上の若い男性がこうした社会奉仕活動に従事する。6カ月間の兵役に就く代わりだ。良心的兵役拒否などで軍での勤務を拒んだ人たちは、わずかな報酬で福祉を支える「兵力」になっている。 この「民間役務」と呼ばれる慣行が徴兵制と共に廃止される可能性が出てきた。 カールテオドール・グッテンベルク国防相は今、徴兵制の廃止に向けて動きだしている。連邦軍の兵力25万人のうち徴集兵は約7万2000人だ。国防省報道官によると、先週グッテンベルク国防相はアンゲラ・メルケル首相と議会に対して5通りの連邦軍改革案を提示した。それによると兵力は15万〜21万の範囲だ。 徴集兵

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    ishikawa-kz 2010/10/07
    むむ「同時に国防費も削減できる。一方、民間役務局のローラント・ハルトマンによると、徴兵制の廃止は社会福祉のコスト増を招きかねない。「徴兵制がなくなったら大変だ。病院や幼稚園の経営が難しくなる」」
  • グラミン銀行は貧困を救えない | ニューズウィーク日本版

    オバマはマイクロファイナンスの創始者でノーベル賞受賞者のユヌスに勲章を授与したが、世界はそろそろその栄光に隠れた限界に気づくべきだ 開発援助の世界でムハマド・ユヌスとエルナンド・デソトといえば聖人も同然だ。 ユヌスと、ユヌスがバングラデシュに設立したグラミン銀行は06年、マイクロファイナンス(貧困者を対象とした小口融資)における先駆的功績が評価されノーベル平和賞を受賞した。バラク・オバマ米大統領は8月12日、「世界中の何百万もの人たちに自分の可能性を思い起こさせた」と、ユヌスに大統領自由勲章を授与した。アメリカで文民に与えられる最高の栄誉だ。 デソトは90年代に世界銀行がペルー経済を立て直す際に重要な役割を果たした経済学者。「貧困層の財産権」という概念を唱えた彼は世界的に重要な知識人であり、長年ノーベル賞候補にあがっている。 だが2人が唱えるアイデアが現実に与えるインパクトは限定的で、よく

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