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ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (24)

  • 岩田規久男日本銀行総裁を実現せよ

    『正論』の2013年2月号に寄稿したものを以下に掲載しました。 掲載から二か月ほどですが、特に日銀行総裁人事については、いまいわれている武藤敏郎、黒田東彦、岩田一政、伊藤隆敏の各氏や、また財務省OBや過去に審議委員(中原伸之先生抜かす)だったり副総裁だった人を抜かすべきだと思っています。 欧米や日の合理的な推論ができる人はすべて上記の人はデフレ脱却に黄色からどすぐろい赤信号までともってしまいますが、僕は標題にあげたように、岩田規久男先生であれば、その総裁指名自体が、市場を含めて明瞭なアベノミクスの強化として好感をもって迎えられると思います。財務省筋のながす、組織運営だとかいうナンセンスな話は噴飯ものです。日経済という肝心要のマネージメントを失敗してきた日銀、財務省の官僚やその走狗の政治家たちにそんなことをいう資格は微塵もないですね。 岩田(規)先生の日銀総裁実現を願う、それが僕のいま

    岩田規久男日本銀行総裁を実現せよ
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    kgotolibrary 2013/02/26
    岩田規久男副総裁人事を民主党のある議員が批判していたので…。正直民主党は何が敗因なのか再度考えた方がいいと思う
  • 濱野智史『前田敦子はキリストを超えたー<宗教>としてのAKB48』

    編集から頂戴しました。ありがとうございます。 まず簡単にいうと、濱野さんのAKB大好き論であり、宗教論や、当に「キリストを超えた」かどうかを実証するものではない、ということだ。濱野さん自身もそうだが、AKBに「ハマる」ことで今現在を夢中に生きる人たちの生きざま?を、ファン目線をおしげもなくさらしながら書ききったものだ。題名も真剣に考えたら損をするし、なぜちくま新書なのか考えても仕方がない。まさに濱野さんがAKB好き好き大好きという感情表明の場として、ちくま新書が場を与えてあげたというのがすべてである。 例えば、僕が「宗教」的な構図を考えるときに常に参照にしている、内村鑑三の三角形(森有正流でいえば「人格的関係」)におとして、濱野さん論を整理してみよう。濱野さんの論では、ファンと前田敦子さんとアンチとの関係を描くと以下のようになると思われる。 内村鑑三のもともとの「人格的関係」の説明は、「

    濱野智史『前田敦子はキリストを超えたー<宗教>としてのAKB48』
  • 古市憲寿とネットの愉快な仲間たち:日本とイギリスの若年失業問題

    エントリーに特別な意味はないです。なんとなくつけただけ。 僕にとっての古市憲寿という人物は以下のTogetterで要約されてます。 http://togetter.com/li/326427 感想はただ一言、考えが浅いな、という印象論。それ以上のことは上のやりとりからは言えない感じ。 で、今朝、知人たちが話題にしていた、NHKの「ニッポンのジレンマ」での古市氏への批判大会を読んでてちょっと面白いやりとりだったなと思った。主な登場人物は、常見陽平さんとMay Romaさん、古市氏。 http://togetter.com/li/365766 具体的な内容をみておこう。May Romaさんの指摘 @poe1985 古市さん、大陸欧州やイギリスの若い人の就職についてテレビなどで語っておられますが、実態との乖離がありますので現場を見てから語って頂きたいです。日の若い人が勘違いします。多くの若い人

    古市憲寿とネットの愉快な仲間たち:日本とイギリスの若年失業問題
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    kgotolibrary 2012/09/04
    《社会保障制度が手厚いから失業率が高い、という古市命題はそれほどは支持されない、ように思う》
  • いまの日本に徴兵制を実施したらどうなるか(簡単な経済学的視点から)

    Twitterで徴兵制導入すべし、という意味不明の発言を最近よくみるようになった。基的に、ただの若者には根性や防衛意識が足りないなど、無責任な発言によるものが大半だ。ただし知的な関心もある。徴兵制をいまの日に導入すればどうなるだろうか。それをポール・ポーストの『戦争経済学』を利用して簡単にみておく。 最初に結論でいうと、いまの日に徴兵制をひくと、1)防衛力が低下する可能性、2)若い世代の人的資の蓄積が歪む(ムダが発生)する可能性があるということだ。 ポーストのは、主に徴兵制からAVF(総志願軍)への転換という先進国の主流の流れを分析したもので、日の一部の無責任な論説のように徴兵制への転換とは異なる。なのでこのポーストの視点を逆転させる必要がある。 まず総志願軍の場合は、他の公務員の賃金やまた民間の賃金との競合を考えなければいけない。それに対して徴兵制は基的にその問題はそれほ

    いまの日本に徴兵制を実施したらどうなるか(簡単な経済学的視点から)
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    kgotolibrary 2012/08/30
    《若い世代の人的資源の配分をゆがめることで、個人はもちろんのこと長期的な日本の国益の損失を招く》これもっと強調すべきだよなぁ
  • タイラー・コーエン『創造的破壊』、日本の論壇に欠けている視線 - 2011-05-20 Economics Lovers Live

    待望のタイラー・コーエンの『創造的破壊』の見到着! これは今後、サブカルチャーも含めて文化・思想を経済の眼からみるときの必読参照文献に絶対なる。 コーエンの『創造的破壊』は一度、ある版元で企画があがったが実は流れてしまった。そのときの僕の残念ぶりはかなりw だって絶対に日の論壇に足りないだから。担当予定の編集の方は頑張ってくれたんだけど、まさか却下されるとは思わなかった。だって例えば日のポップカルチャーというのは評論レベルでもまた官公庁の政策レベルでも「日文化はクール」に代表されるような単純な見方が100%主流。「日文化はクール」という視点を批判している人たちもせいぜい自分の思いつき(美しく修飾すればその人のレアな見方)でしかない。そういう閉鎖したぐるぐるめぐりの論調を破ることができるいくつかのの中の一冊だと思うから。 で、1年ぐらいたって(僕が持ち込んだわけではない)作品社

    タイラー・コーエン『創造的破壊』、日本の論壇に欠けている視線 - 2011-05-20 Economics Lovers Live
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    kgotolibrary 2011/05/21
    さらに、ほぼ同時期に『がんばれ!消えるな!!色素薄子さん』『森田さんは無口』の最新刊や、「日常」ED、「Aチャンネル」OPなどなど…私の財布を殺す気ですか?(笑)
  • 八田達夫「送電網は新規事業者に開放を 原発は政府が管理すべき」in『週刊東洋経済』

    Twitterに書いたことをほぼそのまま掲載。 日の電力問題(原発問題含む)をもっとも入門レベルで解説しているのが、八田達夫先生の「ミクロ経済学?」(東洋経済新報社)。そこでは送電と発電の分離、電力自由化の効用などが独占理論の枠組みで解説されている。これはぜひ読んだ方がいいと思う。簡単だし。 その八田先生の『週刊東洋経済』での議論はこの入門レベルの上にたって今日の東京電力問題についてスタンダードな批判と問題提起をしたものと思う。日の原発政策の最大の問題は文民統制の失敗ということだと指摘している。 ちょっと引用。「日の原子力政策を策定する原子力委員会(内閣府に設置)のトップは、原子力工学の大物教授であり、同門出身者が電力各社、設備会社、経済産業省の原子力事業や政策を担う。つまり、中立を装っているが、陸軍大学の教授に戦争の最終決定を委ねているようなものだ」 すごいきつい表現で、間接的だが

    八田達夫「送電網は新規事業者に開放を 原発は政府が管理すべき」in『週刊東洋経済』
  • 大震災を増税の口実にするのか?ー谷垣自民総裁臨時増税協議ー

    Twitterで書いたものを掲載。 谷垣自民総裁が「臨時」増税を民主党と協議しているという。 【東日大震災】臨時増税を協議へ、自民の谷垣総裁が明らかに - MSN産経ニュース http://htn.to/JKsYGt 財務省とその手先(谷垣、藤井、与謝野)は当にひどいなあ。「臨時」増税とは。まさに国民的な悲惨事にまぎれての増税路線の採用。「臨時」とはいいながら後には「財源が足りない」などと詭弁をろうして恒久化するにきまってるよ。しかしひどいペテンだ。 民主党が「予算案を通して補正くませてほしい」というのは政治的な思惑からも提起するのはわかってたが、谷垣自民がそれをすんなりのんだのがどうも胡散臭いとにらんでたが、こういう背景があるわけだ。まさに財務省増税派の走狗だね。「臨時」増税とはいやはや、おそれいる厚顔無恥。 復興のための資金調達は、数年間もかかるだろうその時間と規模からも、長期国債

    大震災を増税の口実にするのか?ー谷垣自民総裁臨時増税協議ー
  • 『昭和恐慌の研究』再版せよ! - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    ギリシャによるユーロ圏の危機から「リーマンショックセカンド」が噂されるいま、戦前の「金位制の足枷」や政府や中央銀行のデフレ志向の政策に苦しんでいた日経済と世界経済の関連を、理論と実証そしてマスメディアや思想史研究までフォローした、この書籍がぜひ読まれるべきだと思うのです。集まったメンバーは昭和恐慌研究会としてその後の論壇でも引き続き活躍している面々でした。間が悪くなんと品切れなのですが、ぜひ皆さんのリクエストで再版をお願いします。 再版のリクエストは直接版元にいうのが一番だと思います。もしご関心あればぜひ以下の版元の刊行物の問い合わせ先にリクエストしていただければ幸いです。著者の僕たちももちろんリクエストしています(復刊.comはネットユーザだと一番簡単なリクエストにおもわれがちですが、残念ながらほとんど影響を持っていないというのが今回のケースではあるかなと思います)。 https:/

    『昭和恐慌の研究』再版せよ! - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
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    kgotolibrary 2010/05/09
    絶版だったのか…知らなかった
  • 田中秀臣『デフレ不況 日本銀行の大罪』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    主要書店、アマゾンなどで日から発売。どうかみなさんよろしく デフレ不況 日銀行の大罪 作者: 田中秀臣出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2010/05/07メディア: 単行購入: 3人 クリック: 277回この商品を含むブログ (45件) を見る 以下は『週刊朝日』の記事から抜粋 日銀の金融政策の最大の問題点は、インフレに対し、過度に警戒的だが、デフレに対しては過度に寛容であるという、その根姿勢にあるという。 「1990年以降、日銀が繰り返している最大の過ちは、バブルを警戒することに注力しすぎて日経済をデフレに陥らせてしまったことです。資産バブル潰しに熱中し、急激に金融を引き締めてしまったため、マネーサプライ(貨幣供給量)は急激に減少してしまったのです。以降、『失われた10年』と言われる長期停滞に陥り、00年、06年の景気回復局面においても株価、地価などの資産価格の上昇を

    田中秀臣『デフレ不況 日本銀行の大罪』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
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    kgotolibrary 2010/05/01
    \まじで/もう少し先の発売だと思っていました…
  • 『エコノミスト・ミシュラン2010』を希望する人は… - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    希望する人は、はてブやコメントをつけよ。1週間以内に総数が100越えたら、それ説得材料(?)にして太田出版に掛け合うぜよ(なぜか龍馬伝風*1 Twitter読んで以下の発言にプチ驚いた。まだ見てないけど、そんなこといってるのw uzu_are 私も熱烈希望です!経済学者の半分は……と最後に言ってしまわれてるのでw前進あるのみ!で! RT @YJSZK: 宮崎さんが話を振ってる『エコミシュ2010』、ワシも出して欲すぃなぁ。(『日経済復活 一番簡単な方法(光文社新書)』 http://bit.ly/b4nmfx) 越えなければいけないハードルは僕が考えても三点。そもそも編者三人生きてる? 笑 おーい! 出番だってさー! 爆 エコノミスト・ミシュラン 作者: 田中秀臣,野口旭,若田部昌澄出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2003/10メディア: 単行購入: 1人 クリック: 73回こ

    『エコノミスト・ミシュラン2010』を希望する人は… - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
  • 池田信夫・池尾和人(池池コンビ)の発言チェックリスト -

    備忘録として作成続行。求む情報。正直いってふたりの発言は稀にしか読まないので。 ●最近のIMF論文について、インフレ目標4%は誤読(池田の発言、池尾の発言) 反論 http://mathdays.blog67.fc2.com/blog-entry-1016.html 証拠1 http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20100215/p1 証拠2 http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20100215#p2 ●クルーグマンは98年論文全面否定した(池田の発言) 反論 http://mathdays.blog67.fc2.com/blog-entry-1012.html 証拠1 http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090410#p3 証拠2 http://d.hatena.ne.jp/Yasu

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  • ともかく毎月読むべし:岩田規久男『Voice』連載始まる - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    『Voice』三月号から岩田規久男先生の新連載「日「低成長」脱出論」がいよいよ始まりました。ともかく多くの人に読んでほしい連載です。第一回はいきなり直球勝負で「景気低迷の真犯人を追うー構造改革はなぜ空振りしたかー」です。経済成長をもたらす要因を丁寧に説明し、なぜ日では低成長なのかをわかりやすく解説していきます。 特に日の低成長を供給サイドにもとめる考えを「構造仮説」として、「日的経営の不適合説」「銀行の貸し渋り説」「規制改革と政府企業の民営化の遅れ説」「非効率な公共投資説」などを具体的に検証していきます。特に「銀行の追い貸し説」、つまりゾンビ企業に追い貸しをしたために経済全体の全要素生産性が低下したという説を詳細に論評していくのには、僕もとても勉強になりました。 結論は最近の実証研究がこのゾンビ仮説の妥当性を低下させているというものです。ここで注意すべきなのは、ゾンビ仮説が90年代

    ともかく毎月読むべし:岩田規久男『Voice』連載始まる - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
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    kgotolibrary 2010/02/09
    期待の新連載/《ここで注意すべきなのは、ゾンビ仮説が90年代の長期停滞の説明としてそれほど説得的ではないということです》
  • すべての人に贈るだまされないための経済入門ーベストブックガイド100+1

    勝間さん、宮崎さん、飯田さんの共著刊行を記念して以下にすべての人に贈る、一部の政治家・官僚・マスコミ・評論家や一部の経済学者、そしてほとんどのアルファブロガーやネットで自分の利害でしか書けないのになぜか経済を語る株式・資産運用者たちの放言などなどにだまされないためのブックリスト。 これ以上体系的でまた啓蒙的なブックリストは作成不可能。自信をもってお薦めします。とりあえず改行したところでひとまとめのコンセプト(僕と主張が違うでも対立軸を明確にするため参考になる対論のも掲載)。 まだ一冊も読んだない人はぜひ一読を。そして経済書を読んできた人は何冊読みましたか? 勝間和代、宮崎哲弥、飯田泰之『日経済復活 一番かんたんな方法』 日経済復活 一番かんたんな方法 (光文社新書 443) 作者: 勝間和代,宮崎哲弥,飯田泰之出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/02/17メディア: 新書

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    kgotolibrary 2010/01/31
    26冊か…まだまだ修行が足らんな
  • 『思想地図』vol.4ー座談会:変容する「政治性」のゆくえーシェリングの分離・融合モデルとの接続ー

    積読解消シリーズもようやくゴールが見えてきましたがw、このについても感想を書くつもりがだいぶ時間が経ってしまいました。この『思想地図』で興味を持ったのは三点です。宮崎哲弥さんを中心とした座談会、そして宇野常寛さんの論説、中川大地さんの要約とブックガイドで表現された中沢新一です。あとは興味が持てずに読んでません。後者二点はまた今後の話題にしてとりあえずいまは座談会の感想を手短に書いておきます.。 この座談会に宮崎さんが呼ばれたのは東浩紀氏がいっているように知識人のメディアにおける活動を最も体現しているのが宮崎さんだから。それはいいにしても、そういうわりには宮崎さんの出ていテレビやラジオの番組を対談している人たちがうまくフォローしているとはいえない。逆に宮崎さんから座談会のひとたちを含めてバラエティ番組などにも積極的に出てOJTを積めと説教されている。この意識と行動のギャップは、特に宮崎・東

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  • 日本銀行はいつまで場当たり的な政策を続けるのか? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    日銀、社債1兆円買い入れ/政策金利据え置き http://news.shikoku-np.co.jp/national/main/200902/20090219000260.htm 金利の引き下げをしないことで短期金利のあり方が歪んでいるのはさておき、今回注目したいのは以下のところ。 社債の買い取りは、9月末までの時限措置とする。発行企業が倒産すれば損失が生じるため、残存期間1年以内で格付けが「シングルA相当以上」の社債に限定する。 社債などを担保に低利で金融機関に資金供給する公開市場操作「企業金融支援特別オペ」と、CPの買い入れは、いずれも9月末まで延長する。4月末としていたドル資金供給も10月末まで続ける。 ドルの資金供給もどんどん延長し、たぶん社債、CP買取を含めて、またもやそのときそのときの情勢次第で先送りないし、打ち切りをするでしょう。こんないいかげんなコミットの仕方をしていては

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  • 現代思想の最前線(東浩紀と辛坊治郎)から | 2009-02-08 - Economics Lovers Live

    東浩紀の渦状言論 はてな避難版 http://d.hatena.ne.jp/hazuma/20090207/1233992298 というわけでこれ以上国債は発行できない、しかし金は欲しい(選挙で勝つために金はばらまきたい)、だから自分たちで紙幣を作ろうって、それがまともな国家のやることでしょうか。定額給付金もバカげてますが、最近の日はいよいよ正気を失ってきた気がしてならない。 東氏と同じくらい「現代思想の最前線」に立つのがすなふきんさんのところhttp://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20090208/1234089307で紹介されていた辛坊治郎氏の発言。 しまいに「そんなことやってたら国民は税金も払わないでいいと思うようになる。モラルはどうなるんだモラルは!」なんて半切れ状態。そして最後は政府は信用できない、そんな政府に紙幣発行権与えるなんてとんでもない この

    現代思想の最前線(東浩紀と辛坊治郎)から | 2009-02-08 - Economics Lovers Live
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    kgotolibrary 2009/02/09
    東の社会科学軽視は別段驚くことではない。それが歴史学であっても、経済学であっても、社会学であっても
  • 雇用流動化論というまやかし - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    構造改革論やいまだに根強い不況下でのサプライサイド改革の核心部分が、この「雇用の流動化論」。今日の非正規労働者が膨大に生まれたのもこの不況下での雇用流動化論という悪しきイデオロギーが加担しているためである。 最近でも、この不況下でこそ、雇用の流動化を促すことを主張をする人たちがいる。例えば正規と非正規との壁をなくせ(=解雇法制を緩和しろ、あるいは正規と非正規両方から解雇者を選出せよなど)というのも結局はこの雇用の流動化が、日の不況対策として有効である、ということなのだろう。しかしこれこそ倒錯した経済思想そのものであり、今回のような不況の下では単に人々の生活が軒並み不安定になるだけである。 またこのような不況対策としての雇用の流動化論は、今日の非正規労働者の膨大な増加にも現れているが、単に経済・社会的な交渉力に劣るアウトサイダーたちの立場を真っ先に悪化させるだけである(短期雇用の促進)。解

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    kgotolibrary 2009/01/07
    流動化推進論を支持するのは経済学でも労働法学でもなく、単に世代間闘争などといった「わかりやすい」闘争を扇動したいという動機だけだと思う。城繁幸とか、池田信夫とか
  • 毎日新聞岡山だより - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    石戸諭記者からの一足早いクリスマスプレゼントと思われてはいかが? 個人的には来年のどこかで出す予定のものが経済学とカルトをテーマにしているだけに興味深い記事です。 「世界教師が人類の平和を実現する」などと訴える団体(部・東京都)が岡山市で開いた講演会を、岡山県教委と同市教委、倉敷市教委が後援していたことが分かった。05年に札幌市教委が非科学的内容の行事の後援を取り消した例もあり、専門家は「自治体が内容にお墨付きを与えたと受け止められかねない」と批判している。 講演会は県内の市民グループが後援申請し、11月3日に開催。費用の補助はないが、催事告知に各教委後援と記載された。当日は団体責任者の女性が「全人類のための世界教師マイトレーヤ」の到来を予言。「地球は新しいアクエリアス星団に入っており、人間の意識が変わる」「原発はエーテル界に影響し、若い世代がアルツハイマーになりやすくなる」と訴えた。

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    kgotolibrary 2008/12/17
    ま た 石 戸 諭 か !(ほめ言葉)いいぞもっとやれ
  • 国際リフレ競争第二ラウンドへ - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    バーナンキ、気だな(econ2009さん経由)。 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35252520081204?feedType=RSS&feedName=topNews 中国気だな(日経の記事よりも梶ピエールさんのコメント参照) http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20081204/p1 ECBもロンドンも気だな http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35261320081204 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35263020081204 で、日は? (問) 一部報道によりますと、FRBのバーナンキ議長が、利下げから更に 踏み込んで量的緩和も辞せずといったことを示唆する

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  • 掲示板・ブログ文化の終焉とケータイ - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    最近はPCではブログのエントリーと90%以上は英語圏の経済ブログのチェックそして関連文書(PDFの印刷など)が中心。日のサイトはアンテナにあるのに加えて、ほぼ携帯中心の使用。まあ、あまり携帯とかPCとかで意識してわけるつもりはないけれども、岡田・モリタクで、岡田斗司夫氏が「30代のPC利用によるケータイ文化への乗り遅れ、PC=ブログ文化のスラム化」みたいなことをいっていたが、それはどうかな、と思う。 もちろん日の状況はかなり岡田仮説に適合している気もするのは確か。すでに僕もネットの経済学で書いたように掲示板文化(なんかネットで議論する文化)は終焉、さらにブログの方も『m9』やこのブログでも書いたけれどもアルファブロガーを中心にすざまじくひどい経済観をデンパしているのに呆れるというよりも飽きてきた(最近は複素経済学すらもまともにできない連中にがっくり) 笑。そしてそれがpollariz

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